推しごと！【川村壱馬】

推しごと！4 ページ4

『私、そろそろリハ始まるけん戻ろっかな』

樹「うん」

陸「俺らも準備しなきゃだね」

『すみません、長居してしまって』

陣「とんでもない！引き止めたの俺らやから」

健「面白い昔話いっぱい聞けたしね(笑)」

浦「いやぁ、お恥ずかしい！！」









ランペの皆さんがいい人達すぎてつい長居してしまった…

壱馬様がいるって意識しすぎてあんまり話の内容覚えてないくらいだけど…(笑)









『では、お邪魔しました』

健「またね〜〜」










楽屋から出ていく前にお辞儀すると
皆が手を振って見送りしてくれた。

ちらっと壱馬様を見ると、微笑みながらぺこっと頭を下げてくれた。

心臓が……






その後無事リハーサルが終わって楽屋に戻ると
楽屋の前にいっちゃんが立っていた。










『えっ、どしたの？』

樹「いや…暇つぶし」

『そんな私に会いたかったと？(笑)』

樹「それはない」

『あ。そういえば、なんで壱馬様の前でファンだって暴露したと？ばりはずいじゃん』

樹「…ホントの事言っただけやん」

『まぁ、そうだけどー』









なんか変な空気を作り出すいっちゃん。
ずっと俯いて壁に寄りかかってるから顔をのぞきこんでみる。










『どうしたと？体調悪い？』

樹「普通だけど」

『…入る？』

樹「いや、いい」

『…なんか変だよ？いっちゃん』

樹「…そろそろ戻る」

『え、…うん、』









怒ってるのか、悩んでるのか、よく分からない表情で
自分の楽屋に帰って行ったいっちゃん。

…男の子ってよくわからん…

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