【APH】libro di storia【短編集】

うわき？ 【西】 ページ6

用事がありスペインへ来ていたA

すると、見知らぬ女性と歩いているアントーニョを見つけた

いやいや、あのデレデレ男が浮気なんてある訳ないと思ったが心配になり後を付ける事にした


「(まさか彼に限ってそんな…ねぇ…)」


仲良く喋っている様だがどうも気に食わない

ｱﾝ「いやいや！アカンてそんなの！！」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

「(何照れてんだよ！！！)」

眉毛でも呼んで浮気したろかなんて思ったがアイツの事だからやっすいドラマ的な事になりそうだった為やめた

彼と付き合っている中で男性と話すことは少なくなかったが、彼もこんな気持ちだったのかと思うと目元がじんわりと濡れるような感覚になった

「(浮気だと思って追ってきた自分が馬鹿らしい)」


元はと言えば用事の為にスペインへ来たのだから済ませなければと移動しようとした時後ろから

ﾛﾏ「あれ、Aじゃねぇか」

「ギャァァアアアアア」

ﾛﾏ「ちぎっ！？」

大声を出してしまった

ｱﾝ「A！！？？」

？「なんや彼女さん？」


彼にも女性にもバレた

逃げようかと思ったが彼に掴まれて逃げ場がなかった


_______________

全部話した
浮気だと思って追ってきた事
浮気してやろうと思った事


すると浮気相手？の女性が

？「コイツと浮気だなんて死んでもいややわ！」

と笑いながら言った

ｱﾝ「誤解させてごめんなぁ、コイツベルギーゆうて友達みたいなもんやで」

ﾍﾞﾙ「私は彼女さんともっと仲良くなりたいからって相談を受けてただけやで！許してな」

なんだ浮気じゃなかったのか、
疑った自分を殴りたい気分だった

ｱﾝ「さっきの話でな」

とさっきまで優しかったアントーニョの顔が一変
今まで見たことが無いくらい怖い顔だ

ｱﾝ「でも、どうして浮気してやろうと思った相手が眉毛なん？アイツと仲いいのは俺も知っとるで。でも何でアイツなん？？憎たらしいわぁ」

と腕を掴み強引に彼の腕の中へ

そして耳元で

ｱﾝ「今夜は覚えとき」


浮気なんて絶対しない
そう思ったAだった

キズ 傷 きず【米】→←いたりあ語 【南伊】

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