【APH】libro di storia【短編集】

(｀フ´) ページ24

「やば…マジ吐く」

普「えっ！ちょっ！！！」

今日は枢軸の皆で遊ぶ予定だったのだが、いつも通り寝坊をし兄にも置いていかれたのだがギルベルトが迎えに来てくれた

だがしかし、飛ばしまくる荒い運転でAは酔ってしまった！

「ぷーちゃ…も……う無理死ぬ…」

普「後、少ししたら着くから我慢しろって」

「あ〜〜」

吐き気と頭痛でもの凄く気持ち悪いのだが、手に持っているスマホを操作する手は止まらない

普「いい加減ゲームやめたら？」

「え？………順位がかかってるからむぃ…うぇっ」

普「待て待て待て待て！！！！！ここで吐くな！俺様の車を汚す気か？？！！！」

車を汚す気はないが吐き気が込み上げてくるのだ
朝食べた物、胃液、それ以上に内臓的なものも出てきそうだ

座っていられないくらい辛いので座席を倒し寝ることにする

「着いたら起こして」

普「あぁ」




車に揺れること数分

気持ち悪さで一向に寝ることができず、外を見てもあまり変わらないのでギルベルトの方を見つめる


とギルベルトは気付いたようで

普「ん？やっと俺様のカッコよさが分かったか？」

「いいや、全然」


と即答すると「理不尽」と返ってくる



少ししてギルベルトは運転に集中し始める

静かにしていればカッコイイのにと何回思ったことか。
静かに過ごしていればモテまくりだろう


「ぷーちゃん」

普「あ？」

「ぷーちゃんが運転してるとこかっこいいよ」

普「だろ？」

と答えると真正面を向いたギルベルトだったが耳が赤く染まっている



言われ慣れていないのか

「ぷーちゃん耳赤いよ」

普「うるせ」




また迎えにきてねぷーちゃん






_______________
別の日

普「俺様が来てやったぜ！！」


あの日以来何かしらある度に迎えに来るようになったギルベルトだったが


「ごめ…ぷーちゃ……おrrrrrr」

普「ギャァァアアア」


Aの乗り物酔いが治ることはないだろう

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