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グルッペンside
あの時…ゾムの手柄ってことにした戦争の時。あの後ゾムから聞いた事実。
“実際俺ちゃうねん”
では誰がやった。そう考えた時に何故あいつがやったと考えなかった。あいつにはそれが出来るスキルは十分にあるではないか。少しミスをしただけでも自分を責めるなんて昔からのことやろ…なんであの時突き放してしまったんだ…今更後悔しても遅い…か。
ホンマにその通りだな…
俺はなんて馬鹿なんだ。総統なんて失格だゾ…
――
同時刻 トントンside
カリカリカリカリ
そんな音が静かな書記長室に響く。
カリ.
どうも集中できない。ちょっとだけ休んでみるか。そう言えば俺いつから寝てないんやろ。1.2.3…って何だかんだでもう5徹か…(実際は3徹です。トンち頭働いてません)
休みながらぼーっとしていたら、ふとこんなことを思い出した。
“Aさんは出来るんですよ!”
ショッピ君は嘘をつくやつやない。やけど今回は何が本当か分からへん。ホンマにAは出来るのだろうか…
俺はそのまま昔の彼女がやった書類、大先生達の書類を手にして1枚ずつ見て行った。
俺は絶句した。あいつが出した書類は全て完璧。今とは比べ物にならないほどに。それに大先生やシッマ、シャオロンにゾムのもほとんど間違っていなかった。
じゃあショッピ君の言ったことは本当か…?
だとしたら俺はなんてことをしてしまったんだ。
そう思い、その次のやつから今日の所までざっと目を通してみた。するとおかしな点があった。
『なんでいきなりこんなにミスし始めたんや…?』
みんなが一気にミスをし始めた。それはあいつが“無能”と言われるようになった頃からだった。
やっぱりショッピ君は嘘をついとらん。
俺は間違ったことをした。そんでAを傷つけた。殴りもした。女なのに手を出すなんて…幼なじみなのに分かってやれへんなんて…
俺はAの幼なじみ失格やし、書記長としても失格や……
\\\マジ\( °Д° )/感\(°Д° )/謝///→←...
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黯亞(プロフ) - はるさん» 指摘ありがとうございます。頑張ります! (2020年10月2日 21時) (レス) id: a9b4009933 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 頑張ってください (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 7つのところのsyp 君が呼んでますよのところが読んでますよになってますよ (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あら本当だ……ありがとうございます(*^^*) (2019年11月1日 0時) (レス) id: fe9715f18a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - そういうと黙り込んでしまう。黙るのは肯定なんだよ? 『(名前……)』ってなってました。初コメのくせにとか思うかもですが(´;ω;`) (2019年10月31日 22時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黯亞 | 作成日時:2019年4月2日 13時