同い年だよね？【ハイキュー】【北信介】

農家７ ページ8

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朝ばあちゃんに肩を揺さぶられて目が覚めた

結局あの後仕事をしてリビングで机に突っ伏して寝ちゃったのか…

頭をフル回転されて思い出したのは信介くんとの電話
そうだった。昨日電話してたんだ…！！



スマホをとっさに取ると画面に表示されたのは通話中の文字

…え？まだ繋がってたの？

所謂寝落ち通話…？ほんとに？え？









《 あ、起きたか 》

「 えっこれずっと繋がってるん…？ 」

「 せやで、俺もさっき起きてん 」









ほんとに朝まで寝落ち通話してたの私たち…

画面に表示された通話時間はなんと５時間半
こんなに長く電話したのは初めてだしなんといっても









《 取り敢えずおはよ、A 》

「 …！おはよ！信介くん！ 」









朝から好きな人の声を聞けただけで口角が上がってしまう
目の前に居ないことをいい事に一人でにまにましていると起きた木兎くんと臣くんが後ろから声をかけてきた









「 はよっす！えーっと雪？しろ？じゃあ代ちゃんな！！ 」

「 はざっす… 」

「 今ご飯用意するね！じゃあ信介くんまた後で！この2人届けるよ 」

《 あ、いや、ええわ。俺がそっち行くわ 》

「 そう？ 」

《 農協に行って薬買わんとあかんから 》

「 ほお…？じゃあ待ってるね！ 」









「 今の北か？ 」

「 うん、後で侑くんたちこっちくるってさ 」

「 そうか！じゃあ飯！食う！腹減った！ 」

「 すぐ作るね 」









パタパタとキッチンに駆け込む
リビングから聞こえる声はまるで家族のようで
大きな弟ができた気がして嬉しかった


大きな弟とはいえ、木兎くんは元気すぎないか…？


なんて思いながら味噌汁を作る
昨日近所のじいちゃんから貰った小松菜を入れた味噌汁だ









「 はいこれ、味噌汁とご飯ね。少ないかな？ 」

「 俺はこれでいい 」

「 白米まだあるなら貰いたい！！ 」

「 はいはい 」









本当によく食べるね…




それとは対照的に小食な臣くん
本当に月島に似てる









「 そんなに似てる？ 」

「 あ、声出てた？ 」

「 …少し 」

「 月島知ってるの？ 」

「 若利君止めた奴 」

「 ふふふ、ライバル？ 」

「 …そんなんじゃない 」









この子ツンデレすぎない？

そんな事を考えていたらチャイムがなる音と外から騒ぐ声がした









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用語集

農協：農業協同組合の事。通称ＪＡ

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