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＊
「 ん！これも美味しい…！ 」
「 これ生クリームやばいな… 」
「 ほんまね…あかん… 」
目の前でもぐもぐと食べ進めるAちゃん
ほっぺは膨らんでいて、幸せそうな笑みを浮かべる彼女に
釣られて俺も笑ってしまう。
何故こんなにも可愛らしいのだろうか
「 治くん今日ありがとうね 」
「 ？なして？ 」
「 …男の子と遊ぶの久しぶりで、ちょっと緊張しててさ… 」
アハハ、と苦笑いしながら目を細めるAちゃん
こんなにも可愛いのだから彼氏の1人や2人いたことあるだろうと考えたけど実際その辺の恋愛話は何もしたことがなくてふと聴きたくなった
…聞いておったことある言われたら辛いな
「 Aちゃん彼氏おったことあるやろ〜 」
「 ええ？！無いよ！ 」
「 ほんまに？ 」
「 うん…恥ずかしながら従兄弟以外の同年代の男の子とあまり話さなくて… 」
「 マジで言うとる？ 」
「 大マジなんやけど………？ 」
あまりにも真剣な目で見つめられるもんだからふっ、と笑ってしまう
そんな俺を見たAちゃんは馬鹿にされたのかと勘違いして少し拗ねている。
「 …治くん、揶揄ったりやなあ、あ、でもそうか 」
「 おかしなこと言うとるなあ 」
「 気にしんといて〜！ 」
.
目の前の治くんが輝いて見える
キラキラした笑顔を浮かべて私とスイーツを食べなから談笑をする彼
突然過去に恋人おったことあるかと聞かれたときはそれはそれは恥ずかしかった。
…好きな人に自分の恋愛遍歴とか言える女の子おるん…？
そうこうしているとまたペロリとスイーツを平らげて飲み物を飲んで一息をつく
時計を見ると16時と良い時間になっていた
「 そろそろ行く？ 」
「 せやな、Aちゃんこの後どうする？ 」
「 うーん…どうしよか 」
「 行き当たりばったりで決めよか 」
「 そうやね 」
お店に入った時、治くんからここは俺の奢りやからな、と伝えられた手前率先して会計に並びに行くのは優しさを無碍にしている様で心苦しい。けど同じ高校生なのだ。使えるお金は無限ではない。
せめて割り勘をと思ったと思った時にはもう遅く治くんはサラッと会計を済ませていた
…何もかもがスマートすぎん…？
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Mio☆(プロフ) - この作品自分得しかなくてやばいですわ(語彙力)ホントもう最高です！治くんは最推しなんで嬉しすぎます！これからも色んな作品頑張ってください！ (2020年8月7日 1時) (
レス) id: 9e6d898a3b (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - ゆい。さん» コメントありがとうございます…！好きと言ってもらえてとても嬉しいです(o^^o)応援ありがとうございます！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - 更新お待ちしておりました …！！！！！好きです！！！！心身共に無理のない範囲で更新頑張ってください、応援しています (2020年6月4日 19時) (レス) id: e77c7b5ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仔犬
| 作成日時：2020年5月22日 15時
