過保護のわけ ページ9
sakuma side
.
舘「A 、髪 乾かさないと
風邪ひく 、おいで 」
.
照「今日まだ 、なんも飲んでなくない？
ほら、 お茶飲みな 」
.
阿「寒くない ？
上着 、もう一枚 羽織っときな」
.
深「えー！どうしたの これ 、
いつ怪我したの ？切ったの ？
言ってよ、 A〜」
いくらAが
可愛くて しょうがないとは言え 、
あまりにも 過保護すぎるって思うでしょ ？笑
けどね 、
Aの 生まれ持った気質として 、
甘えん坊で 、子どもっぽいって事も
あるんだけど 、
もちろん それだけじゃない 。
そんな所も？ってことまで 、
口を出すのには 、理由があるんだ 。
.
詳しいことは 、
いつか また説明するんだけど
簡単に言うと 、
康「ね、ぐれ、...くと ？」
佐「うん 、ネグレクト 」
Aは 、ネグレクト 、
いわゆる 育児放棄状態で
育てられた子 なんだ 。
だから 、
具合が悪いから 、休もう。
寒いから、服を着よう。
怪我をしたから、手当をしよう。
とかっていう 、
俺らが 生きてく上で 、
当たり前に 持ってる感覚が
Aには、少し 欠けてる 。
小さくて まだ自分じゃ なにも
できなかった頃に 、
それをやってくれる人が いなかったからね 。
.
俺たちと 一緒に生活し始めたころ 、
Aは 、夕方とか微妙な時間に 、
床とか 階段とか 変な場所で 、よく寝てた 。
寝かしつけてこられなかったから 、
夜になったら、布団で寝る 。
っていう習慣がなくて 、
自分のタイミングで 眠くなったら 、
適当に 、その辺で 寝ちゃってたんだ 。
だから 、時間を決めて 、
毎日 だれかしらが
Aと一緒に 布団に入るようにして 、
だんだんに Aにも、
その習慣を 身につけてもらった 。
.
佐「ほかにも Aって 、
いまは 俺らが声かけてるけど 、
自分だと、全然 水分摂らないでしょ ？」
目「あぁ 、言われてみれば 」
佐「喉 乾いたら、
水飲むって感覚がないし 、
そもそも 喉乾いてるってのが 、
わかんないのかもね ？」
ラ「そうなんだ...」
佐「前にね、Aも気づかないうちに
脱水になってて 、
倒れちゃったことも、あったんだよ 笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ところてん - 心がほっこりした！こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った！ (2022年4月18日 16時) (
レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて欲しいです！よろしくお願いします！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます！ (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るん | 作成日時：2021年1月17日 1時
