お見舞い ページ28
sakuma side
.
阿「あ ！生田先生 すみません、
代わります！」
病室の扉を 開けると 、
Aに ご飯を食べてもらおうと 、
格闘してる 、生田先生 。
今日は、仕事終わりに
阿部ちゃんといっしょに、病院に来た 。
生「俺 、行っちゃっても 平気？」
佐「大丈夫です 、
ありがとうございます！」
生「ううん、ぜんぜん ！
A 、一口でも いいから、
頑張ってよー ？」
生田先生は 、
他の患者さんの ところに
忙しく 走って行った 。
佐「A、先生 困らせたな〜？笑」
阿「ちょい ちょい 、
...おねえさーん ？」
Aはというと 、
ベッドの上で 、
だんご虫みたいに 丸くなってる 。
佐「具合どう〜 ？」
ベッドに 腰掛けて 、
両手を引っ張って 起こすと 、
こてんと 頭を預けてきた
Aの体は、まだ 熱かった 。
佐「まだ しんどいね 、
あんまり ご飯 食べたくない ？」
「(んーん...)」
阿「A 、みかん あるよ ？
これ 食べれるんじゃない？
...嫌か〜 、」
阿部ちゃんが 、みかんを剥いて
Aの口に 持ってくけど 、
ぷいっと 顔を背ける 。
まぁ 点滴してるから
大丈夫 なんだろうけど、
一口でも、ご飯 食べて欲しいなぁ
って 思ってたところに、
ラ「失礼しまーすっ」
佐「おお ！ラウールじゃん ！」
我らが末っ子 ラウール君が登場 ！
ラ「取材 、早く終わって 来れたっ」
阿「お疲れ〜
A ？ラウール 来てくれたよ 、」
ぼけーっと 、
どこかを 見つめてたAも 、
ラウールが来て、嬉しそう 。
ラ「あれ 、いま ご飯中 ？」
佐「うん 、そうなんだけど、
...まぁ、見ての通りかな 」
ラ「...そんなAちゃんに
お届けものでーす ！」
そう言って、鞄から 取り出したのは、
お弁当箱だった。
ラ「舘さんから 預かってきた ！」
佐「おおお、まじで ！
よかったじゃーん A 」
「(たべる っ)」
佐「うん 、食べてみようね ！」
仕事で お見舞いに来れない 舘さんが 、
Aのために って、
作ってくれたものだった 。
舘さんも 、
Aが ご飯に苦戦するって
わかってたんだろうな 。
病院食は だめでも、
毎日食べてる 自分の料理なら
食べてくれるかも って 、
作ってくれたんだね。
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ところてん - 心がほっこりした！こんな優しいお兄ちゃん達がいたら良いなと思った！ (2022年4月18日 16時) (
レス) @page41 id: 357c2b6fe5 (このIDを非表示/違反報告)
もぷこ(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: 837879fbcf (このIDを非表示/違反報告)
mikarin(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて欲しいです！よろしくお願いします！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 159fbcf93b (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - jさん» 嬉しいコメントありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします^ ^ (2021年3月10日 17時) (レス) id: 1b957a7a62 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - このお話、大好きです。続き楽しみにしてます！ (2021年2月25日 10時) (レス) id: 58dabea572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るん | 作成日時：2021年1月17日 1時
