・ ページ37
あの日のあと無事ミンギュと会う約束をたてられた
その後細かいことを決めていったのだが1つ、驚いたことがある
それはまさかの合う場所が(先日色々と大変だった)SEVENTEENの宿舎が良いとお願いされたことだ
正直に言うと、もう二度と行きたくないとも思っていたため
こんな頻度で行っていいものなのかと悩んだ
まぁ相手は世界でも人気なアイドル様だし
私が宿舎に入っていく様子などを見られなければ下手に外出するより安全っちゃ安全なのか
こうして先日の出来事を思い出しながら、今私はSEVENTEENの宿舎まで徒歩で向かっています
ソウル特別市内のとある場所にそびえ立つ超高級マンション
こちらがSEVENTEENの宿舎です
「いや、でっか、たっかいかにも高級じゃん」
ここまで高級なマンションに入るのはハジメテ
(いや、1回ここ来たことあるけど意識が飛んでいたからハジメテです)
入るのを躊躇ってしまうがマンションに入らずに入口で彷徨くのも変なのでさっさか中に入っていく
そうしてやけに広い敷地内を迷子になりながら、なんとかエントランスまでやってくることができた
設置されている専用の機械にミンギュから聞いていた部屋番号を入力する
すると
「どちら様ですか？」
ときたので
「あっAです…」
と返す
「はいはーい！！今あけるねー！！！」
するとミンギュの元気そうな声が返ってきた
もしここで「えっ誰ですか…」とかきたらどうしようとか思ったけど流石にそんなことは無かった
しばらくしてピッという電子音と共に大きなドアからガチャッという鍵の開いた音が聞こえた
あとはエレベーターを使って目的地まで行くだけ
〜数分後〜
とうとう目的地までたどり着いた
残りの作業としてはインターホンを押すだけ
今更ながら本当に来てよかったのかと不安になってきてしまうが
約束をドタキャンするのは良くないと思うので、
何故か震えている手でインターホンのボタンを押した
すると中から
ドタドタドタドタッバタッ
「＿＿＿ョンッ___じゃまっ！！！」
騒がしい足音と誰かの声が聞こえてきたあと
ガチャッ！
中から満面の笑みのワンコが出て来た
あとついでに勢いよく開けられたドアがちょうど私の足の小指にクリーンヒットした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1508人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayuyu | 作成日時：2023年1月11日 12時
