とある大型犬とそのマスター (ページ31)

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(今更ですが宿舎は13LDK設定です)

結局逃げることしか頭の中には無かった

「本当にすいませんでした〜」

と叫びながらスングァンから教えてもらった玄関の方向に走る

今年って私厄年？

コンビニのときもそうだしなんで変なことばっかりなんだろう

てか廊下長すぎでしょ(13LDKが故に)

走っているのに全然玄関につかない

(でも廊下が無限に続くなんてことは無いので)

あと少しで玄関…という所で突然ドアが開いた

全力疾走で廊下を走っていた私はそこに激突するしか道はなかった

さよなら私の顔面…

「ギャァァァーーー!ー!!!!」ド～ン!!

？「え？なに？」

？「この声聞き覚えが…」

ドアを開けた犯人は誰だよ！！という思いを込めて前方を睨むと

そこにはジョシュアとジョンハンがいた

2人とも大きなひとみをまんまるにして驚いている

まぁそりゃ突然メンバーでもないスタッフでもない人が家にいるなんて

でもCaratなら知っているだろう

この2人の頭の回転のはやさを絶対におもちゃになってしまう！(片方は経験済)

やばい…逃げないと！

本当はこのまま玄関の方向へ逃げたいが2人が邪魔で逃げられない

ということで私が今度はリビングの方向へ逃げようとしたが

結局それは叶わず

JH「ねぇAヌナじゃん！何してるのㅎㅎ」

ユンジョンハンにそう言われ、更に手を掴まれた

JS「あぁミンギュのね！ㅎㅎ」

はじめは誰だ？と疑いの目つきだったジョシュアも

私が誰だと気づいた瞬間さっとジョンハンが掴んでいる手と反対の手を掴んできた

ただここは流石ジェントルマン

ジョンハンの掴み方は

ガシッ！！

という感じだが

ジョシュアは一応そっと掴んでくれている

「すいません!!痛いです!!あとついでに玄関の方に連れて行ってください!!」

JH「え〜〜〜〜〜やだ」

「がえらぜでぐだざい!!!」

JS「ごめんねAちゃん！」

私の渾身の叫びも2人には１ミリも効かず

気づけば頑張って脱出しようとしたのにリビングに連れ戻されていた

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