SixDays (ページ10)

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『へえ、何でもねえ。
じゃあ今から俺に抱かれてよ。』

「え、でも･･･」

『俺の言う事何でも聞いてくれるんでしょ？
先輩に拒否権なんてないと思うけど。』

言葉を返す前に、彼は俺を押し倒した。
大好きな彼の顔がすぐ近くにあって、
思わず顔を逸らしてしまう。

『ちゃんと俺の事見て？』

「っ･･･」

自分でも顔が赤くなっていくのが分かる。
ゆっくりと彼の方を見ると、やっぱり格好良くて。

今この瞬間が夢みたいで、
それは俺がずっと望んでいた事だった。

『今は大好きな後輩と2人きりだよ？
ずっとこうされたかったんでしょ？』

「ぁんっ･･･や、」

『先輩の可愛い声、もっといっぱい聞かせて？』

部室で、大好きな彼と2人きり。
夢だったシチュエーションは現実になり、
より一層大きくなっていく彼への思いを募らせながら、彼に抱かれ溺れていく。