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57BET ページ17

坂田くんはこちらに歩いてくると、私の腕を引き寄せ抱きしめた。


「ほんまっ、無茶しよるなぁ……!俺、心配で心配で……怖かった」


ぎゅっと力強く私を抱きしめる坂田くん。声がなみだぐんでいて、本当に心配してくれていたのだなと思った。坂田くんは、私を抱きしめながら腰が抜けたのか床に座り込んだ。

私は坂田くんの背中をポンポンとリズムよく優しく叩いた。


『ふふっ。もー、二人共泣き虫さんだなぁ』


とりあえず坂田くんをなだめ、彼に棗が私にこのギャンブルを申し込んできた理由を話した。すると彼は安心したように、「96ちゃん裏切った訳やないんやな、良かったー」と胸を撫で下ろしていた。

棗も涙が止まり、ようやく話ができる程度にはなった。


「つまり、や。96ちゃんにそのピアスを付けたのは誰なん?」

「分からん……」

『恐らく、その人達は』

「大変です!!!」


私が話そうとすると、高めの声が部屋に響き渡る。部屋の入口を見てみると、白髪の青年、相川くんが息を切らして立っていた。

相川くんがなぜここに。なんて考えていると、相川くんはドアにもたれかかるように、力なくその場に座り込んだ。慌てて坂田くんが駆け寄り、その背中を支える。


「まふ、どうしたん!何かあったの!?」

「そらるさんが……そらるさんが……!」

「そらるさん!?そらるさんがどうかしたん?」


息を切らしているため、相川くんは途切れ途切れに言葉を繋げる。


「さっきそらるさんが、何者かに……連れて行かれた……!」


悔しそうに顔を歪めながらそう訴える相川くんの目には、後悔という色が揺れていた。

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朱里 - 更新していない間に沢山のコメントありがとうございます(´;ω;`)全て読まさせていただきました!これからも頑張ります、ありがとうございます! (3月1日 18時) (レス) id: 787d15dfdc (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - 久しぶりの更新・・・!嬉しすぎます!これからもずっと応援してます。更新楽しみに待ってます! (3月1日 17時) (レス) id: ce6d532284 (このIDを非表示/違反報告)
岩莉 - 久しぶりの更新楽しみに待ってました!次が楽しみです! (2月14日 12時) (レス) id: 2243421d7f (このIDを非表示/違反報告)
RIKI# - えっ、好き()更新頑張ってください! (12月22日 17時) (レス) id: fea6dc6c95 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます!ハッピーエンドになってほしい! (12月4日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 x他1人 | 作成日時:2019年8月4日 18時

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