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83話 ページ45

『よっし……』


屋根の上に登ることに成功した私は、腰に付けていたロープをほどき、下に垂らそうとする。

これを使えば、誰かを踏み台にしなくても残り全員が登ることができるのだ。


「おい!たぬきがそっち行ったぞ!」

「よく分からんが捕まえろ!」


遠くからそんな怒鳴り声が聞こえてくる。

いや、まさかなぁ。
嫌な予感するけど、気のせいだよな!うん!

とまぁそんな訳にも行かず、見張りのボディガード達と下にいるまーしぃ達が鉢合わせる。


「げっ」

「な、なんだお前r」


こちらに来た見張りは二人。
まーしぃはまず素早く一人に近づくと、みぞおちを殴り気絶させ、


「こいつ……ッ!」


もう一人が殴りかかって来ようとするのを、するりと避けると、足をはらい地面に倒す。


「お前らに恨みはないけど、ごめんな!」


まーしぃは首の後ろを手刀で叩くと、もう一人も気絶させた。
いや強すぎワロタ()


見張りを倒したまーしぃは、見張り達に追いかけ回されていたたぬきを抱き上げる。
あのたぬき、確かうらたさんといつも一緒にいる……。


「おーい、たぬき捕まえるのにどれだけ時間かかってんだー?って……!」

「なんでこんなに来るん!?」


見張りがぞろぞろやって来て、下にいるまーしぃ達はあっという間に囲まれてしまった。

しかし、私の存在はまだバレていないようで、まーしぃは私をちらりと見ると、口パクで「行け」と言ったのが分かった。


私はうなずき、下ろそうとしたロープをもう一度巻き直し、屋根の上に置いた。
そして天窓の方へと急いだのだ。




(うらさんの事、頼んだぜA)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すまねぇ、最近忙しすぎわろた()

新生活慣れんくて毎日胃痛だわ。


番外編もリクエストくれてるのに、更新できんくてすみません!

気長に待って下さいお願いします!!


更新スピード落ちるかも!

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ラッキー歌い手×曲

まふまふ×廃墟の国のアリス


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闇月 神楽(プロフ) - 神谷朱里さん» ありがとうございます! (2019年9月14日 19時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - シリーズ最初はパスワードにさせていただきましたが、4は閲覧できると思いますよ。ご迷惑おかけしてすみません (2019年9月14日 19時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
闇月 神楽(プロフ) - シリーズの最初と4をパスワードにしたんですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - sinさん» ありがとうございます!こう言う事に自分の考えを持っているのが大切だと思っているので。お褒めいただき嬉しいです(^_^) (2019年5月13日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
sin(プロフ) - こういう風に物事の良し悪しみたいなのをしっかりと言えるのがすごいと思いました。小説楽しんで読ませてもらってます。これからも頑張って下さい。 (2019年5月13日 1時) (レス) id: 1b526b8ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月21日 9時

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