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68話 ページ28

朝食の時間になり、私は宿へと戻った。
ふー、かなり良い運動になった!
久々に剣も振れたし、満足満足!

私が宿に入り、朝食を食べる場所に行くと、もう全員揃っていた。


「あ、Aちゃん!」

「もー、どこ行ってたん?心配したんよ?」

『ごめんなさい!体鈍ってるの気に入らなくって……』


私も席に着き、みんなで手を合わせ、朝食を食べ始める。


「いよいよ、今日で最後だね……」


不意に天月さんがそんな事を言った。


「もう洞窟の最深部には差し掛かってると思う。あとは鉱石を見つけるだけやね」


センラが話をしていると、突然、宿屋のドアが開け放たれる。


「すみません!!うちの子供来てませんか!?」

「いやぁ、うちの宿屋には騎士団の方々しか……」

「そ、そうですか……」


そう言ってうなだれる男性。


『どうかされたんですか?』


私がそう尋ねると、男性は静かに答えてくれた。



「朝から子供の姿が見当たらなくて、探しているんです……。僕の家だけじゃないみたいで、村長さんの孫娘さんとかもいないみたいで、村総出で探してはいるんですけど、見つからなくて……」



村長の孫娘って、リリィちゃん?朝あったけど……。



いや待てよ?


リリィちゃん、大きな荷物、騎士団に憧れた子供達……。それに、リリィちゃんが朝走っていった方向って……!


バラバラだったパズルピースが、パチパチとハマっていくような感覚。
私は全身の血の気が引くのを感じられた。


私は朝食の手を止め、自分が泊まっていた部屋から双剣を装備し、宿屋を飛び出そうとする。



しかし、パシッと腕を掴まれ、それはセンラによって制された。


「どこ行くんAちゃん!!子供達探さな!」

『洞窟……!』

「へっ?」

『子供達、きっと洞窟に行った!』

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ラッキー歌い手×曲

まふまふ×廃墟の国のアリス


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闇月 神楽(プロフ) - 神谷朱里さん» ありがとうございます! (2019年9月14日 19時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - シリーズ最初はパスワードにさせていただきましたが、4は閲覧できると思いますよ。ご迷惑おかけしてすみません (2019年9月14日 19時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
闇月 神楽(プロフ) - シリーズの最初と4をパスワードにしたんですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - sinさん» ありがとうございます!こう言う事に自分の考えを持っているのが大切だと思っているので。お褒めいただき嬉しいです(^_^) (2019年5月13日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
sin(プロフ) - こういう風に物事の良し悪しみたいなのをしっかりと言えるのがすごいと思いました。小説楽しんで読ませてもらってます。これからも頑張って下さい。 (2019年5月13日 1時) (レス) id: 1b526b8ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月21日 9時

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