61話 ページ21
『めちゃくちゃ疲れたー!』
「ふふふっ、お疲れさまAちゃん」
佳代ちゃんが私にそう言ってくれる。
あの後みんなで佳代ちゃんとセンラが作ったシチューを食べて、少し今回の遠征の事についてを話し合い、もう遅いからとそれぞれのテントに入ったのだ。
相変わらず悟さんは聞いているだけだったけれど。
『悟さんってなんであんなに女嫌いなんだろうなー。私、すごく避けられてる気がしてならないんだけど』
「そうですか?」
『そうだよ!だって、今日のご飯の時だって』
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『はい、悟さんの分のスプーンです』
私がスプーンを配っていたため、必然的に悟さんにもスプーンを渡す事になって、私はスプーンを差し出した。
すると、悟さんは奪うようにして私の手からスプーンを取ると、シチューが入った皿を片手に食事の為に作ったスペースへと行ってしまった。
「ふふっ、悟も随分馴染んできたねー」
『どこが馴染んでるのか教えてもらってもいいですか、天月さん……』
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『ていう事があったの!私何もしてないのにー!』
「ふふふっ、悟が女嫌いなのは昔からですから……」
テントに寝転がり、女子二人で話していたら、いつの間にか夜が更けてしまった。
『そういえば、佳代ちゃんは悟さんに避けられていない気が……!何か秘訣でも!?』
「いいえ……、私と悟は………………なので………」
『え?何て言った?』
私がそう聞き返しても、佳代ちゃんから返事は返ってこなかった。
私の隣に寝転がっていた佳代ちゃんを見ると、目を瞑り、気持ち良さそうに寝息を立てている。
『おやすみ、佳代ちゃん』
私はそうささやき、毛布を佳代ちゃんにかけてあげた。
私も明日に備えて、もう寝ることにした。
おやすみ、明日も頑張ろう。
ラッキー歌い手×曲
まふまふ×廃墟の国のアリス
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闇月 神楽(プロフ) - 神谷朱里さん» ありがとうございます! (2019年9月14日 19時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - シリーズ最初はパスワードにさせていただきましたが、4は閲覧できると思いますよ。ご迷惑おかけしてすみません (2019年9月14日 19時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
闇月 神楽(プロフ) - シリーズの最初と4をパスワードにしたんですか? (2019年9月14日 18時) (レス) id: f014fb0182 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - sinさん» ありがとうございます!こう言う事に自分の考えを持っているのが大切だと思っているので。お褒めいただき嬉しいです(^_^) (2019年5月13日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
sin(プロフ) - こういう風に物事の良し悪しみたいなのをしっかりと言えるのがすごいと思いました。小説楽しんで読ませてもらってます。これからも頑張って下さい。 (2019年5月13日 1時) (レス) id: 1b526b8ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月21日 9時