39話 ページ43
「着いた、ここだよ!」
手を繋ぎながら着いた場所は、高貴で入りにくくも無いくらいの非常にオシャレなお店だった。
「よくそらるさんと来るんですよ。パスタが美味しいんです」
こんにちはーと言いながらまふまふさんはお店に入っていく。私もまふまふさんに続いて店内に入った。チリンチリンとドアに付いているベルがなり、店員がこちらに気づく。
「あぁまふ、いらっしゃい」
「luzくん久しぶり、元気にしてた?」
「うん、元気だったー……」
まふまふさんが話しかけた店員は、不思議そうにこちらを見ている。
「どうしたの、luzくん」
「まふ、彼女できたんやな!おめでとう!」
「え、彼女!?」
『まふまふさん、手、手!』
私は繋いだままの手を離すよう促した。やっぱり、手を繋ぐのってカップルがする事なのか。初知り、記憶しておこう。
まふまふさんは慌てて私の手を離すと、店員に弁明していた。
「何だー、彼女じゃないんか」
がっかりしたような表情をした店員は、好きな所座ってーと言うと、お冷を用意しに厨房の方へと行ってしまった。
店内は程よく人が入っていて、居過ぎず居なさすぎず心地がいい感じだった。内装も木を基調としていて、落ち着く。私達は外が見える窓の近くに座った。
「Aさん、何食べます?」
『うーん、パスタが美味しいんでしたっけ』
「ボロネーゼがオススメやで」
お冷を持ってきてくれた店員さんが言ってくれた。
『あ、えっと、じゃあそれで!』
「あれluzくん、いつものやんなくていいの?」
「あ、忘れてた。自己紹介してなかったから、今やります。luzやけど、よろしくなぁ」
『Aやけどwよろしくお願いしますね』
この人、おっとりしてて変わった人だなぁ。
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神谷朱里(プロフ) - いちごさん» "こん"です!長細い棒だと思っていただければ大丈夫ですよ! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 天月の武器の漢字どうやって読むんですか? (2019年6月16日 3時) (レス) id: 6c34888bc6 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - はい!!よろしくお願いします!!(^.^)(-.-)(__) (2019年3月11日 15時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - これからもよろしくお願いしますね! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 初投稿だったんですか!!とてもそのように見えなくて驚きました!!更新が遅いのはしょうがないですよ!色々用事もあると思うので! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月5日 9時