9話 ページ11
センラさんの戦いも終わり、試験に落ちた人は全員帰らされた。試験に受かった私達六人は、うらたぬきさんの近くに集められていた。
「まぁ色々あったが、これで六名揃った訳だ。お前らは同期と呼ばれる存在になる、仲良くな」
「自己紹介でもしとく?」
まふまふさんは、可愛く微笑みながら、首をすくめみんなに提案をした。
「じゃあ僕のチームの合格者、天月くんから!」
「僕からぁ!?まぁいいけど。こんにちは天月と言います!気軽に呼び捨てで呼んでね!武器は棍を使います。よろしくー」
「次、悟くん」
「悟、呼び方は何でも。武器は斧、よろしく」
うわぁ、さっぱりした人だなぁ。なんかムスッとしてて、いかにも無愛想って感じの人だ。
「次、センラくん!」
「さっきはどうもすみませんでした。センラですっ!武器は槍を使います。これからよろしくお願いします」
「佳代さん、どうぞ」
「え、あ、はい!えっと、佳代といいましゅ!!!」
あ、噛んだ……。この子コミュ障か?同士よ。
「弓矢使います。よろしく……です」
あぁ涙目だよ。可愛いけど。佳代ちゃんはうつむいてしまった。
「次、あほ」
「酷くねうらさん!?あ、もしかしてAちゃんの事?うらさんがあほって言うから反応してもうたやんけ〜」
「お前のことだよ」
『坂田さんのことですよ』
『ていうか誰があほじゃ!』
うらたぬきさんとハモった。坂田さんは本当に、抜けていると言うか何というか。うらたぬきさんは呆れたようにため息をついた。
「俺だったんかい!まぁええ、こんにちは!坂田言います。みんなさかたんとか坂田とか言ってるんで、呼び方は何でも!武器は両手剣や!かっこいいから使ってる!よろしくな!」
「最後、A」
「あ、はい。Aです。武器は双剣を使っています。よろしくお願いします!」
全員の自己紹介が終わった。うらたぬきさんの話によると、今日はもう帰って、明日の朝また来てほしいとの事だった。城下町に六人分の宿が手配してあるらしい。
私達はひとまず、宿屋へ向かった。
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オリキャラ紹介
悟(さとる)・男
武器:斧
階級:見習い
佳代(かよ)・女
武器:弓矢
階級:見習い
ラッキーボカロ曲
ゴーストルール
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神谷朱里(プロフ) - いちごさん» "こん"です!長細い棒だと思っていただければ大丈夫ですよ! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 天月の武器の漢字どうやって読むんですか? (2019年6月16日 3時) (レス) id: 6c34888bc6 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - はい!!よろしくお願いします!!(^.^)(-.-)(__) (2019年3月11日 15時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - これからもよろしくお願いしますね! (2019年3月10日 23時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - 初投稿だったんですか!!とてもそのように見えなくて驚きました!!更新が遅いのはしょうがないですよ!色々用事もあると思うので! (2019年3月10日 21時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年3月5日 9時