95話 ページ8
その後うらたさんとご両親は、これまでの事について話をし、今まで気づいてあげられなくてごめんね、と和解をしていた。
私達はと言うと、拘束していたレオさんを騎士団に連れて帰り、キヨ騎士団長に引き渡して、お城の地下牢にぶち込んだ。
一件落着、私達はうらたさんの救出に成功したのだ。
「ぃやっほーい!!お疲れー!」
さかたんとハイタッチをする。
現在騎士団本部の前で、うらたさんとそらるさん以外のメンバーで喜びを分かち合っていた。
『はー、とりあえず良かったですよ……』
「Aもごめんなー。一人で中に入らせて」
まーしぃが申し訳なさそうに私に言う。
私は首を横に振った。
『いえ、ちょっと遅れていたら、うらたさん殺されてたかもしれませんから。ナイス判断でしたよ、まーしぃ!』
私はまーしぃに向けてニコッと笑い、親指を立ててグッドサインを出す。
するとまーしぃは、私から目線を反らし、片手で顔を隠した。
『? どうしたんですか?』
「いやぁ、何もない……」
なんだ、どうしたんだろ。
(めっちゃ笑顔可愛ぃいい)
それから私達は各自部屋に戻り、床についた。
なぜなら、明日(今日)は普通に仕事だから()
うらたさん救出に向かったのは、夜中だったし、意外と時間がかかった為、今は午前四時くらい。
起床は六時。え、鬼畜。
でもま、うらたさん助けられたから、安いもんだよ、睡眠時間なんて。
そう思いながらベッドの上で目を閉じる。
疲れていた私は、すぐに意識を手放した。
ラッキー歌い手
うらたぬき
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神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ただいまでーす!続きはお楽しみに(*´∀`) (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 絢乃さん» わーありがとうございます!ただいまです! (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 - おおーーΣ(゜Д゜)いっぱい更新されてる!お帰りなさい。お疲れ様で〜す。続きが凄い気になる!頑張って下さい!! (2019年5月31日 23時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃(プロフ) - お帰りなさいです!テストお疲れ様です! (2019年5月31日 23時) (レス) id: 2caae02809 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ありがとうございます!頑張りますよぉぉお!!!(*゚∀゚) (2019年5月14日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱里 | 作成日時:2019年4月21日 20時