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126話 ページ42

『ア、アリス様!?』

「A様!どうしてここに……!」



城下町へと遊びに行ったままの服装のアリス様、姫様が目の前にいた。



『執事、マルムに連れ去られてきて……。まさか、アリス様も!?』

「マルム……は良く分かりませんが、じいやと城下町で食事をしていたら、急に眠気が襲ってきて、気がついたらここに」



それ絶対私と同じ薬か何かを盛られたに違いないな。とりあえずドレスじゃない事に安堵した私は、アリス様の手を掴み立ち上がった。



『ここは危険です、早くここから出ましょう!私では不安でしょうが、私がお守りします』

「A様なら安心ですわ。さ、行きましょう!」



二人で手を繋ぎながら走る。とはいえ普段から鍛えている私とそうでない姫様とでは体力が違うため、私はできる限り姫様のペースに合わせた。

どうやら私達がいた所は地下だったようで、廊下を進んでいくと階段があった。私達はそれを上る。

何だかおかしい。なぜ屋敷の中はこんなに静かなんだ?あんなに派手な音を出して南京錠を壊したのに、警備の一人も来なかった。



『……誰もいない。逆にチャンス?』



とりあえず出口を探そう。私達はまた走り出した。屋敷は何だかホコリ臭くて、長年使っていない、もしくは手入れが行き届いていないように感じた。




私達は必死に走る。



後ろに、赤い目をしたリスが着いてきているとも知らずに……。

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ラッキー歌い手

うらたぬき


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神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ただいまでーす!続きはお楽しみに(*´∀`) (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 絢乃さん» わーありがとうございます!ただいまです! (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 - おおーーΣ(゜Д゜)いっぱい更新されてる!お帰りなさい。お疲れ様で〜す。続きが凄い気になる!頑張って下さい!! (2019年5月31日 23時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃(プロフ) - お帰りなさいです!テストお疲れ様です! (2019年5月31日 23時) (レス) id: 2caae02809 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ありがとうございます!頑張りますよぉぉお!!!(*゚∀゚) (2019年5月14日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年4月21日 20時

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