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121話 うらたside ページ37

うらたside


「それで?キヨ。僕らだけを集めたってことは、何か話したい事があるんでしょ?」



まふがそう切り出すと、全員がキヨに視線を向けた。キヨは少し疲れているのか、椅子の背もたれにどっかりと体重を預け座っている。



「単刀直入に言うと、もう姫様とA少佐はこの街にはいないだろっつー話」



その言葉に、確かにと納得するそらるさん。



「じゃあどこに行ったん?」

「それはまだ分からねぇ」



坂田の質問に答えたキヨの言葉に、俺らは椅子からずり落ちそうになった。呆れ気味に半目でキヨを見るまふは、大きく伸びをする。



「要するに!僕らが今必要なのは情報!っていうこと?」

「そう。ある程度は掴めているんだが、まだこれじゃあ特定とまでは……」



まーしぃが見ていた資料に色々な情報が載っているようだ。俺らも資料をもらうと、身を隠せそうな場所、目撃情報、その他諸々が分かりやすくまとめられていた。



「これ、全部キヨが……?」

「ま、仕事だからな」



照れくさそうに後頭部を掻きながらそう言う。

とにかく、だ。

Aと姫様が居そうな場所を片っ端からあたっていくか?それともある程度見当がついてから全員で行くか?ていうか、だいたい二人は一緒にいるのかすらも分からない。


俺らはしばらく今後の予定を話し合っていたが、中々話がまとまらず煮詰まる。
時間はだいぶ過ぎ、お昼ご飯も食べずに日が暮れてくるまで話をした。



「だぁ!ぜんっぜん決まらへん!!」

「そろそろ休憩しよう」



普段頭を使わない坂田はもうショート寸前。流石に腹も減ったのでひと休憩入れる事に。

俺は坂田に何か飲み物でも持ってきてやろうと思い、席を立つ。会議室のドアノブに手をかけると、俺がそのドアノブをひねるよりも先にドアが開いた。


「た、大変です!!」


ドアの向こうにいたのは、俺の同僚だった。


「どうした?そんなに慌てて」

「センラ、センラ少佐が……!」




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テスト終わりましたー!
更新スピード戻りますー(*´∀`)

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ラッキー歌い手

うらたぬき


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神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ただいまでーす!続きはお楽しみに(*´∀`) (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 絢乃さん» わーありがとうございます!ただいまです! (2019年6月1日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)
嶺音 - おおーーΣ(゜Д゜)いっぱい更新されてる!お帰りなさい。お疲れ様で〜す。続きが凄い気になる!頑張って下さい!! (2019年5月31日 23時) (レス) id: feeb429954 (このIDを非表示/違反報告)
絢乃(プロフ) - お帰りなさいです!テストお疲れ様です! (2019年5月31日 23時) (レス) id: 2caae02809 (このIDを非表示/違反報告)
神谷朱里(プロフ) - 嶺音さん» ありがとうございます!頑張りますよぉぉお!!!(*゚∀゚) (2019年5月14日 6時) (レス) id: 53f80ab33e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱里 | 作成日時:2019年4月21日 20時

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