目指せ好感度MAX!!【ジョジョの奇妙な冒険】

好感度18 ページ20

注文などが少し落ち着いてきた頃にディオが来た


来るなりカウンターではなく昨日と同じテーブル席に座る私はとりあえずディオの所に行き



『注文がお決まりでしたら伺います』と聞く



「チェスと水道水をくれ」そう言う



『……。え!?、あはい』ギロっと睨まれとりあえず返事したけど水道水？？？
普通に水頼めばいいんじゃあないかな？
と疑問に思いながらも



マスターに『水道水お願いします』と言ったら
「はいよ！」と蛇口をひねりその水をコップに注ぐ





イギリスでは日本と違いサービスで水が出てこないのだ！もし「水をください」と注文してしまうと金がかかってしまう、だが「水道水をください」であれば金はかからない！イギリスの水道水は硬水であり、日本の水に慣れているAが飲むと”不味い”と思うだろう！

ちなみに18世紀の初め頃から庶民の間でも紅茶が飲まれるようになった


まあそんな雑学は置いて




水とチェスを持ってディオのいる席に向かうとまた昨日とは違うおっさんに賭けを申し込んでいた

相変わらずの営業スマイルで
もう尊敬に値するレベルだった




水とチェスを置きその場から去ろうとすると

腕を掴まれた
振り返ると掴んだ相手はディオだった


何事？？っと頭が混乱していると


「後でまた教えてやるが、やり方を見ておけ」と言う


『え〜、でも仕事中だしー、、』とマスターを見ると「別に俺だけでも回るから大丈夫だ」と言いOKを出される




前に座ってるおっさんをチラッと見るとOKサインをしながら「オレも全然かまわねぇ〜よ」と言い私に拒否権はなくなった




でもこれは前向きに考えると好感度upのチャンスだから大人しく見てるのがいいかも、

そうだな！
きっと神がくれたチャンスなんだ！


半ばヤケクソ気味にそう解釈したAであった






とりあえずディオの横に座るが昨日のように嫌な顔はされなかった
『(1日でこんな対応変わるものなの？何があったんだろ)』と失礼な事を考えていると




チェスが始まる


とりあえず駒の動かし方は覚えたので、それを活かし見ていると”ポール”が斜め右や左に行って相手の駒をとったり、”キング”が”ルーク”と位置が変わったりなど



私がまだ教えて貰っていないルールが沢山あり見入っていたらいつの間にか決着がついていた



あっという間に感じたが時間は1時間もたっていた


そして今回もディオの勝利
賭け金を見ると昨日よりも少し多いようだった

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