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(晃牙side)

晃牙「なんだよ、朝っぱらから話って。」

アドニス「何か大事な話なのか?」

『!! 晃牙くんじゃん!久しぶりね〜。』

ヒラヒラと手を振りながら満面の笑みを俺様に向ける
Aさん。

晃牙「ッッ!!オハヨウゴザイマスヒサシブリダナ」

『くはっ!!何その喋り方笑笑笑笑』

"さっきまで普通に話してたのにおかしい"って
くすくすと笑われてしまった。

零「わんこはそういうお年頃なんじゃよ。A」

晃牙「うるせー!吸血鬼ヤロー!」

『ふふ。君はいい意味で昔から変わってないよねぇ。』

これだから女と接するのは苦手だ。

俺より何倍も弱くて繊細な生き物で、

Aさんはなんて言うか、あんずとはまた違った
扱いにくさがある。

とにかく出会った時からずっと美人だし、

俺様とそんな身長変わらねーくらい背が高くて
カッケー。

外国で活躍するくらいの天才音楽家で、

朔間先輩の次くらいに尊敬してる憧れの(ひと)だ。

『あっ、私コーヒー飲みたい。君達コーヒーみんな
大丈夫な人?』

零「大丈夫じゃ」

薫「俺も平気だよっ」

アドニス「ああ。問題ない」

晃牙「俺様も!」

『待っててね、コーヒー淹れるから、なんかアイドル
水入らずで話してて。』

アドニス「では俺も手伝おう」

『いいよー。座ってて』

アドニス「ひとりじゃ持てないだろう。任せてくれ」

『、、じゃあお願いしようかな。ありがと』

アドニスとAさんは給湯室に行ってしまった。

零「、、、、、、。」

相変わらず朔間先輩はAさんをずっと熱の篭った
瞳で追いかける。

薫「ところでどうなの?零くん」

零「それが、Aがやっと心を開いて我輩の
告白に耳を傾けてくれたんじゃ」

零「長かったのう、我輩の告白を軽くあしらうのは
Aくらいじゃからの。」

薫「じゃあ両思いになれたってこと?」

零「ああ、可愛かったのぅ、素直なAは」

『零くん?』

背後からぬっと現れて吸血鬼ヤローの首元に巻き付き
そう聞く。

零「なんじゃ、愛らしい熱烈なアピールじゃの、」

首に巻き付くAさんの腕の上から腕を絡めて
そう耳元で囁く。

『ッッ〜。離せ〜!!私のいない間に先に話すとか
ほんっとーにありえないんだから。』

『もーいい。りっちゃんにゆっててやる、、。』

恥ずかしそうにぷんすこ怒る。

これは吸血鬼ヤローが悪ぃな、

晃牙「、、俺様からもリッチーに言っといてやるよ」

零「なんでじゃ!」

〇→←魔性の男と高嶺の花



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設定タグ:あんスタ , 朔間零 , 朔間凛月   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Chloe | 作成日時:2022年9月25日 23時

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