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急展開 ページ40

しばらくして心の整理がついたので顔を上げると

無惨さんはいつもの美しい微笑をわたしに向けた。



無「さて、これからどうするかを考えねばならんな」


「これから…」



高校は今まで通り通わないといけない。


デジタル時計が表示する日付は無惨さんに出会う前の数日前を示しているので、極論明日も普通に通って問題無い。


急に登校拒否でもしようものなら、まず自宅に電話がかかって来るだろう。


そうしたら、間違いなくこの一件が公になってしまう。



無「…まず、二人で住める家を探そう

それから情報収集に取り掛かり…………」



「………あの、」



わたしは無惨さんに高校に通い続けなければならない旨を話した。


「なので、高校に通える範囲の家だと…助かります」



無「成程………





では、私もその高校とやらに通うとするか」






大量の山積みの本が頭にばさばさと降ってきた。

彼の野望と、わたしのときめき→←苦しむよりも、



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作者名:スイ | 作成日時:2020年1月25日 22時

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