まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ8)

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勝利と苛立ちページ8

大変お待たせ致しました＜(_ _)＞
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刀で弾き、軌道を歪ませ、速度が落ちたC・クロの胸元を掴み投げ飛ばした

「ｯ！！この野郎が……黙って斬られてりゃいいものを……！！

見ろ貴様のおかげで中途半端に死にきれねェ可愛い部下共が苦しんでる」

船近くには猫の引っかき傷にしては深すぎる傷が多くつき、次の攻撃を怖がる者、既に意識を飛ばしている者が多く倒れ込んでいた

それらはこいつの部下だったはずだ……

どうしてこんなことが出来る……？

「お前は海賊なんかじゃない……ただの人間のクズだ」

「はっ！戯けたことを……これが海賊なんだよ！

お前はこの先海を渡ることは無い……ここで殺すからな……」

もう一度さっきの杓死の体制に入ったC・クロ

させるかと飛びつき羽交い締めにする

「クソっ！！離れろ貴様！！」

「離れない！！これでお前の3年間の計画を壊す！！」

多少暴れても拘束が解けないように呼吸を使って力を込める

後ろでは私が優勢になったことでC・クロを潰してくれると喜ぶ部下達が私を応援する声が聞こえる

それを聞いてもっと腹が立った

「貴方方に応援される筋合いはありません！！！この村に本気で乗り込もうとしてた事許してないからコイツの後は、お前らだ！！！」

コイツらに敬意を払う事が馬鹿馬鹿しい。

飛びついた状態のまま体を後ろに仰け反りお決まりのフォームに入る

「終わりだ……馬鹿執事！！」

「おれの計画は……おれの計画は絶対に狂わないｯ！！」

ｶﾞｺﾞｫｫﾝｯ！！！！

目を覚ませバカ執事……勢いよく頭突きすれば、頭から鳴ってはいけないゴツイ音がした

え、目……覚ます？、これ永遠に眠らない？？

「本当にやりやがった……！！」

「海軍一船でも叶わなかったあの"百計のクロ"を……！！本当に……！」

「潰しやがった！！！てめェは一体……なんなんだ！？」

自分達が何人居ても敵わなかったC・クロに、見た事も聞いたことも無い無名の、しかも女に倒されたのだ

「モンキー・D・A……名前を捨て海から逃げるような海賊に私は負けない。海賊が名前を捨てる時は死ぬ時だけで充分だ。

私の名を覚えておいてください……私は海賊王になる」

グランドラインにも入っていない私がいきなり海賊王だなんて言うから、周りは馬鹿にしてきた

そんな奴らにさっきノシたC・クロを投げ渡した

「そいつをつれて早くこの島から出ていけ！！！

二度と来るな！！」