まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ24)

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7日で壊滅ページ24

「……ハ……ハッハッハッハッ

そいつらはお前の仲間か、随分ささやかなメンバーだな！！」

「少ないからなんだ。量より質……人数より人柄や腕っ節だろう。」

「ナメるな小娘！！情報こそなかったにせよ兵力五千の艦隊がたった七日で壊滅に帰す魔界だぞ！！」

このイーストブルーでは知れ渡った有名な海賊でも、所詮は最弱の海
海賊の墓場と言われる"偉大なる航路"(グランドライン)に入れば大抵が悪夢を見る

ほとんどの海賊はそこで息絶え、運良く帰ってこれたとしてももう二度とその海に足を踏み入れようとは思わない

その話を聞いたコックたちはザワザワと言い始めた

「きィたかおいっ！！1週間で50隻の船がッ」

「面白そうじゃねェか」

クリークの話にウソップはゾロに泣きついたがゾロ自体普通では無いので楽しそうに答えた

「無謀というにもおこがましいわ！！俺はそう言う冗談が大嫌いなんだ
このままそう言い張るのならここで待て、この場でおれが殺してやる！！」

「そもそも、"偉大なる航路"(グランドライン)に入る根性が甘かったんじゃないですか？？
無謀と言うならあなたの方では無いですか。」

「なんだと？？いちいち癪に障る口を聞く小娘だ……

まぁいい。一時の猶予をやろう、俺は今から食料を船に運び部下共に食わせてここへ戻ってくる
死にたくねェ奴はその間に店を捨てて逃げるといい

俺の目的は航海日誌とこの船だけだ」

そう言って出されていた袋いっぱいの食料を担ぎ外へ出ていく

「もしそれでも無駄に殺されることを願うなら

面倒だがおれが海へ葬ってやる、そう思え」

どこまでもでかい口を叩く男だ……

そして私の嫌いな人種である

「おいA、どうすんだ」

「ゾロ……私あの男に一発喝を入れてやりたい」

「おいおい嘘だろA！？相手はあのドン･クリークだぞ！？」

逃げねぇとッと慌てるウソップを宥め、船に登るクリークを睨んだ

「あいつ自体はそんなに強くないよ。」

「あいつ自体？？」

「あぁ。」

あいつの体にはいくつも火薬の匂いがするものがあった、中には毒のような匂いも

あいつ自体からの強く洗練された強さなど微塵も感じない。図体だけが無駄にでかいだけだ。

1番気になるのは"偉大なる航路"(グランドライン)に入ったのは七日と少なかったがなぜ何も知らないのだろうか？？

「ギンさん
"偉大なる航路"(グランドライン)のこと何も知らないと言っていましたよね？

入ったのにですか？」