まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ16)

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鉄拳のフルボディページ16

3日後＿＿

「着きやしたっ！！海上レストラン！！
ゾロの兄貴！Aの姐御！ウソップの兄貴！ナミの兄貴！」

「なんで私が兄貴なのよ……」

「まぁまぁ……やっと着いたみたいだね、甲板に出てみようか」

外に出ると目の前に現れた大きな魚の形をした船

海上レストランバラティエ

「どーっすか皆さん！！」

「うわぁーっ！大きな魚！」

「ファンキーだなおい！」

ゾロと二人で船を止める準備をしているとナミ達の方が少し騒がしくなってきた

海軍の船！と言うウソップの声が聞こえて急いで戻るとメリー号の隣に海軍の船が止まっていた

おじいちゃんの船の方が大きいし、強い人の匂いがこの船からは感じないから怖くはない

「見かけない海賊旗だな……おれは海軍本部大尉"鉄拳のフルボディ"

船長はどいつだ、名乗ってみろ」

「私はA、海賊旗は一昨日作ったばっかりです。」

後ろでジョニー達が空気を読まずにふざけているけど無視して欲しい。

「そういやてめェら二人見たことがある
政府の機関によく出入りしてるよな

確か……小物狙いの賞金稼ぎ、ヨサクとジョニーっつったか……ついに海賊に捕まっちまったのか？」

無視してくれなかった。
この海軍の言い方……まるで煽っているようかのように聞こえるのは気の所為か？

「おーおーヨサク、喧嘩売ってきやがったよあの兄ちゃん」

「小物狙いとは聞き捨てならねェな、1ベリーの得にもなりゃしねェが、あの世間知らずを黙らせる必要があるぜジョニー」

「思い知れ海軍のヒヨっコがァ！！」

「やめるんだ！……って聞いてない……」

刀を手に2人で向かっていくが、はっきり言ってこの2人にこの男に勝てるほどの力があるとは思っていない

ﾄｶﾞｰﾝｯ

「か……か……紙一重か……」

「だからやめろと言ったんだ」

「何やってんだよお前ら」

刀相手に拳で勝った海軍、

なかなかやるなとヨサクは言ったけど……単純に君たちが弱いだけだぞ、言わないけど

海軍は今日定休らしく女性とこのバラティエに来たらしい

なら海軍の船使わなくても良くないか。

「俺の任務中には気をつけな次会ったら命はないぞ」

そう言って船を遠ざけていく海軍

「嘘だ。……あいつ最後に嘘をついた

攻撃してくるぞ！！」

"次会ったら"その言葉を発した時、嘘の匂いがした

ということは"次会ったら"ではなく"今"という事

「おいやべェぞ！！あの野郎大砲でこっち狙ってやがる！！」