元公安がトリップしたら。 (ページ38)

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健「つ、疲れた…」

練習が終わり、時計を見るともう夜中の2時だった。

『ホントにね。ていうかもう2時だよ。』

そう言うと健は驚きながら時計を見て、マジか!!と叫んでいた。

健「明日も朝早くからだよな～…」

そうだ、明日は8時から練習だった。

『ほんとだね…』

ていうか健学校無いのかな？ていうか何歳？

『ねぇ、健くんって何歳なの？』

帰る準備をしながら聞いてみる。すると、

健「俺？俺は高二だよ～」

まさかの年上

『高二?!同い年だと思ってた…』

ホントに、いい意味で子供っぽいっていうか…。

健「マジか笑 Aは？」

そう聞かれる。

『僕は中2』

そう言うと健は納得したような顔をして、

健「あ～似合う。」

似合うってなんだよ←

『似合うって何笑』

そう笑うと健も笑いながら

健「えーなんかA、中学生とか似合うもん笑」

それは子供っぽいってことか？

『ひどい笑』

そういうたわいもない話をしながら2人で会社をでる。

すると、見慣れた車があった。その車から金髪の人が出てくる。

…安室さん。

健「あの人めっちゃイケメンだな!!知り合い？」

『うん。同居人～』

そう言うと健くんは迎えに来てくれるって優しい同居人だな。と言った。

まぁ、夜中の2時に迎えに来てくれてるって優しいよな…。

健「じゃー俺こっちだから、じゃーな!!」

手を振って別れる。

『うん。ばいばい』

そう言い、安室さんの車に乗り込む。

あっちなみに安室さんがドア開けてくれたよ。

『あの、こんな時間にすみません…』

そう言うと、安室さんはニコッと笑い、

安室「大丈夫ですよ。練習していたんでしょう？」

汗で濡れてますよ。そう言い、タオルで頭を拭いてくれた。

安室「もう練習してたんですか？」

拭きながらそう聞かれる。

『はい。デビュー曲が決まって。これから1週間、帰るの遅くなりそうです。』

安室「じゃあ帰る時電話して下さい。迎えに行きます。」

そう言われる。いやいや悪いよ!!

『いや、安室さんも忙しいですし大丈夫ですよ!!』

ホントに!!罪悪感やばいから!!

安室「いや、行きます!!来ないでって行っても行きますから!!」

プンスカ怒りながら言われる。

ｳｰそこまで言うなら…

『じゃあ、、お願いします…』