元公安がトリップしたら。 (ページ30)

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『本当にありがとうございます…』

スマホの他に、服などの実用品も沢山買ってもらってしまった。

俺としたことが…

安室「僕が買いたかったから良いんですよ*ˊᵕˋ*」

そう言いニコッと笑いながら車を運転する安室さん。

…紳士かよ←お馴染みだね。

本当にイケメン。イケメンは中身もイケメンなんだな。再確認したよ。うん。←

そんな事を思いながら1人で納得していると、

安室「明日事務所に行くんですよね？」

そう聞かれる。そういえばそうだな…。

『はい』

ちょっと、いやかなり緊張する。

安室「僕も一緒に行きたい所なんですが、明日は外さない用事がありまして…でも、送り迎えはしますよ？」

外せない用事って公安かな？それとも組織…？どっちにしろ忙しいよな…。

『いや、大丈夫です。1人で行けますよ。』

苦労はかけないようにしないとだからな。

そう言うと安室さんは納得いかないような顔をしたが、渋々、

安室「…分かりました、、」

と言った…過保護かよ。

てか、俺すぐデビューする訳じゃないよな？練習期間とかくれるよな…？短くても1年は欲しいんだけど…。

だって全部未経験だぜ？ダンスは運動会以来だし、歌は…いつ以来だ？あぁお兄ちゃんの前で歌った以来。

『どっちにしろ1年は時間欲しいな…ﾎﾞｿｯ』

その独り言が聞こえていたのか、安室さんは俺の方をチラッと見て、

安室「ダンスや歌は未経験なんですよね？」

と言った。

『未経験以前に苦手です。』

あんまり歌いたくなかったし踊りたくもなかったからな。

そう言うと安室さんはびっくりしたような顔をして、

安室「苦手なんですか?!でも、Aさんは出来ると思いますけどね。」

そう言い優しく笑う。俺より自信があるらしい。

てか、安室さんの方がなんでも出来そうだけどな。

『安室さんはダンスとか歌絶対得意ですよね。』

そう聞くと安室さんは苦笑いを漏らし、

安室「まぁ、どうしてもと言われたらやりますけど…」

と言った…やっぱり出来るんじゃんか!!

『神様って不平等ですね。』

ほんっと完璧人間とはこの人の事だよ。

安室「Aさんもなんでも出来そうでけどね。」

いやぁーハズレだね。

ぴえーん←ちょっとハマった