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卌伍:糸柱と柱たち ページ9

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『みんな仲良くしてるかなぁ…』


岩にもたれながら湯船に浸かる紡木は 心配そうにそんなことを呟いた。



「柱だもの!大丈夫よ!」

『それもそうだね。今微かに聞こえた芋とおはぎとふろふき大根がなんたら、って雄叫びは気のせいだね』



紡木は遠くを見つめながら乾いた笑みを零した。



『…それにしてもお二人は相変わらずいいお体で』



どこをとっても柔らかそうな体に、細身なのに出るところは出て女性らしい体。そんな二人に対して紡木は すっ、すっ、すっ(何がとは言わない。)彼女が藤屋敷の姿見を何枚素手で殴り割ったことか。



「Aちゃんは女の子が1番憧れる体型じゃない!」

『うぅ…優しさで目から汗が…私は蜜璃ちゃんの体型もとっても素敵だと思うよ』

「凹凸の無い身体は着物がよく似合うそうですよ」

『へえ、そうな……さらっと私の体貶さなかった?』

「さ、そろそろあがりましょうか」

『しのぶちゃん???』





「Aちゃん その髪形もステキね!」


普段は彼女に寄せて三つ編みだが、甘露寺ほど毛量の無い紡木は下の方で緩く纏めてお団子にしても不自然には見えない。


『そう?彼氏できるかなあ』

「あら卓球台があるわ!せっかくだし皆でしましょうよ!」

『無視??』


否定じゃない。今のはきっと否定じゃない。そう思いながら甘露寺の後ろをついて行く紡木。その後ろを歩く柱たち。



「ねえAさん、予想しない?」

『何を?』

「卓球台がいくつ破壊されるか」

『そもそも数えるものがおかしい』

「僕は五」

『ひと試合ごとに壊れるのかしら??』



そんなこんなで始まった第一試合、煉獄 対 宇髄



「いくぞ宇髄!!」

「おお!!打ち返してやらァ!」



両者ともに気合い十分。この熱気でうどんくらいなら作れる。



『?煉獄さん そんな遠くから打つんですか?』

「力加減が難しいからな!!」



なんだろう。嫌な予感しかしない。



「わっしょおぉぉぉぉぃ!!!!」



打ち付けられたボールがテーブルを突き破って床に落ち、まだ勢いが死んでいないボールは今度は裏からテーブルを突き破って相手コートに落ちた。

そしてそのボールを煉獄と同様のやり方で打ち返す宇髄。卓球台の姿は、言わずもがな。



『…私たちが浅はかだったね』

「…うん」



まさか一球打って全壊するなんてね。

【第一試合、両者ともに退場】



***


「あの人ってさあ…」
「ああ、たぶんきっと_」

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花束くん - 素敵なお話ですね!!応援します( ‐ω‐)b (3月15日 0時) (レス) id: 38b30c7754 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つぎはぎウルフ | 作成日時:2020年1月22日 16時

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