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先に生まれた双子の弟はとても優秀だった。
後に生まれた双子の姉は平凡と見なされた。



双子の弟はいつも怒る。
「俺ばっかりに背負わすな」

双子の姉はいつも笑う。
「仕方ない、私は失敗作なんだから」



『髪も目も個性も、私は失敗作なんだから』




*****


Writer → つぎはぎウルフ


・ずっと書きたかった轟君メインのお話

*よくある設定かもしれませんが、私らしい小説にしていきたいと思ってます。

・上の文に書いてある双子のどちらが兄か姉かというのは、つい最近母から聞いた話です。諸説があるようなので「こういう考え方もあるんだな〜」ぐらいに捉えてもらえるとありがたいです。



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作者名:つぎはぎウルフ | 作成日時:2018年6月23日 20時

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