タメ口 ページ6
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慎「ここです、お手洗い。待ってるんで行ってきてください」
お手洗いまでお洒落なんてことあるんだ…
このクラブなら慎くんもいるし通いたいなあなんて。
「あっ…ごめんなさい」
帰り際、誰かにぶつかってしまった。
「お姉さん可愛いじゃん。一人?俺と飲もうよ〜」
そう言って肩を組んでくる男の人。こわい、こわい、こわい。
慎「なにやってんの?」
男「…んだよ連れいるのかよ」
慎くんのお陰で男の人はどこかに行ってくれた。
「ま、ことくん、ありがと、」
慎「Aさん危なっかしすぎ。もっと危機感持って?」
「…ごめんなさい」
慎「一瞬目離しただけでこれとか…」
慎「はい。手、」
「え?」
慎「いつ怖い人に捕まるかわかんないでしょ。だから手、繋いでて。」
「…あ、ありがとう」
慎くんの癖、私知ってるんだよ
照れてるときだけタメ口になるの。
相変わらず周りからの視線は痛かったけど無事葵たちと合流できた。なにその手!なんて冷やかされたけどそんなこと慣れてるのか慎くんは 僕が守ってましたAさんのこと って言ってスッと離しちゃった。
葵「壱馬くんたちのステージ8時からだっていうからそれまでお話しましょー!!」
なんだかすごく、楽しい
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anriiiii1996(プロフ) - 続きってないんですか? (2021年2月21日 16時) (レス) id: 0f4668812e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶう | 作成日時:2019年7月19日 19時