マンネたちは恋人同士

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ぎゅうしながら寝れたからなのかわかんないけどジンヒョンに起こされるまで熟睡だったグガと僕。


朝に弱い僕はグガに寝癖を治してもらって、マネヒョンの車の中でご飯も食べさせてもらった。


この歳になってこんなことされるのは恥ずかしいけど、なにも出来ないくらい本当に朝に弱いの。




「 今日は1日ここで自由にすごしてください 」


「 自由に、ですか 」


「 はい、庭で遊ぶのも寝るのもゲームするのも全部自由です 」




撮影場所についてメイクをしてもらったり衣装に着替えたりしたあとカメラを回して監督さんはそう言った。


全部自由ってミッションも何もないってこと？


だからこんなにラフな衣装なの？




「 じゃあ僕たちは車にいるので 」


「 …やー、ちんちゃ、 」




そそくさと車に戻っていく監督さんたち。


そんな中僕たちは全然理解が追いついてなくてその場に立ってるだけ。




「 自由だって、すごくない？ 」


「 ここ、前に撮影したところより広いね 」


「 僕たちがバドミントンとかしたところでしょ？ 」


「 そうそう 」




テヒョンイヒョンが話したと思ったらジミニヒョンと会話し始めた。


ヒョンたちの対応力すごすぎる。


でもそのおかげでなんでもできる気がしてきた。




『 ぐが、僕ねたい 』


「 僕も寝たい 」


「 やー、お前たち、いくら自由とはいえ撮影が始まってすぐに寝るのか！ 」


『 だって、何時に起こされたと思ってるんですか 』


「 ヒョンが5時に起こしましたけど！？ 」




ジンヒョンがびっくりした顔をしてるけどそんなことは知らない。


眠いものは眠いんだ。


監督さんは今日1日って言ってたから、2時間くらい寝てそのあとに遊ぼう。




『 ね〜、ジンヒョン僕眠いです 』


「 …しょうがないな、一日中寝るのはだめだからね 」


『 んふ、わかってますよ！ 』


「 …Aの愛嬌には敵わない 」


『 グガ行こう！ 』




隣で笑ってるグガの手を引いてベッドがある部屋を探す。


多分ユンギヒョンも寝るんだろうな〜。


あんなこと言ってたけどジンヒョンももう少ししたら寝そう。




「 あ、ここのベッドでかい 」


『 ふたりで寝れるじゃん 』


「 たしかに 」




この部屋もしっかりカメラは回ってるけどそんなことは全然気にしない。


高校生のときとか練習室でふたりで寝てたの撮られたことあるし、多分同lineの仲良し映像としか思われないんだろうな。



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