26*.ギフト? knsha【4】 ページ33
knside
……え?
困惑する俺を横目に、シャオロンは随分ご満悦な様子だった。
俺の両手を胸の前で抱えて、にこにことご機嫌そうに笑っている。
「ここ、おれのとくとうせきやから!」
うわー誰?こいつにこんな可愛ええこと教えたん。
正気を保つのは無理やわこれ。
「……あ、せや!」
俺の膝の上でまた何か思いついたらしいシャオロンが声を上げた。
もうこれ以上はやめてくれ。
そんなオーバーキルすぎる俺の切な願いは無視してシャオロンは膝立ちで俺にぎゅっ、と抱きついた。
「んふふ〜しっまのにおいやぁ〜」
そう言いながら俺の胸のあたりにぐりぐりと額を擦り付けてくる。
もうここまでくると一周まわってキレそうやわ。
こいつまじで子供やなかったら襲ってるで。
何も言うことが出来ないままとりあえず頭を撫でてやると、シャオロンがまたもそもそと動く。
「しっま、しっま!」
「あ゙ー……今度はなんや…。」
顔を上げたシャオロンがまっすぐに俺の目を見つめた。
大きなレモン色の瞳はいつものあいつと全然変わらなくて。
つい見蕩れていると、シャオロンはその小さな両手を俺の頬に添え、ちゅ、とキスをしてきた。
「……っは!?な、シャオロンお前何して……」
あまりに突然の出来事に動揺する俺に向かって、シャオロンはにぱっ、と無垢な、太陽のような笑顔を向けて。
「おれ、おっきくなったらしっまのおよめさんになんねん!!」
「〜〜〜〜っ……お前元に戻ったら覚えとけよ……!!!」
結局その日は素直で無垢な行動と言動に振り回されまくった。
次の日、ちゃんと元に戻ったシャオロンがあまりのことに部屋から出てこなくなるのはまた別の話。
…………………………………………………………………………………
うわぁぁぁすみません……!!
私の趣味詰め込みまくったらものすごく
中途半端なことに…!
もしかしてこれ楽しいの私だけなんじゃ…。
自己満足失礼しました…。
でも書くのはすごく楽しかったです
神リクエストありがとうございました…!!
すみませんでした…!!
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るある。 - ラッピングしてお返しするところ、、、尊い‼️ (5月12日 1時) (レス) @page37 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
るある。 - 最高です(・・)マガオ (5月12日 1時) (レス) @page33 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
レマ - ありがとうございます 尊いです (2023年4月16日 16時) (レス) @page34 id: a92f5b28bf (このIDを非表示/違反報告)
Labo(プロフ) - 電球ソーダさん» 返信、遅れてしまってすみません!尊いは最大の褒め言葉です…!ありがとうございます…!! (2022年5月24日 5時) (レス) id: 34b51c2cbe (このIDを非表示/違反報告)
電球ソーダ - 尊い (2021年7月3日 3時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Labo | 作成日時:2020年4月21日 10時