第八十九話 ページ44
貴方『好きに、か...取り敢えず私とゾラとヤミは決定で、後は...』
んー...やる気がありそうなのはアスタ...そしてアスタに着いてくるのはノエル...あっ決定したな(゜ロ゜ノ)ノ
貴方『残り二人はアスタとノエルにしよう。アスタは反魔法が役に立つし、ノエルは攻撃も防御も両方いけるしな』
ヤミ「おぉー!いいなその編成!そうしようそうしよう!」
ゾラ「Aにしてはいい感じに編成出来たな?一応同じ団の奴等の能力も把握してんだな」
...素直に褒められるのは嬉しい。だが、そんなに褒めないで欲しい。割りと人を選んでそこから後付けで理由を考えたから
ヤミ「それでもう一つ、情報があるんだが...オマエらよく聞けよ」
ヤミが急に真剣な表情で言う。私は何故かその先を聞きたくなかった。とても胸騒ぎがするからだ
ヤミ「実はな...その森に出る吸血鬼なんだが...A、オマエにそっくりらしいんだよ」
貴方『っっ!!??』
私はその言葉を聞いた瞬間、全身から冷や汗が出た。何か言葉を発しようとしたが上手く呂律が回らず、ただただ聞いた言葉を理解したくないとゆう気持ちで溢れかえっていた
ゾラ「A...?おいっ!A!しっかりしろ!一旦落ち着け!」
貴方『...いやだ、まさか、いやそんなはずは、いや、もしかしたら...!』
ゾラ「A!!一回深呼吸しろ!今は考えるな!」
ゾラの声がとても遠く聞こえる。私の頭には、あの、"憎き母親"の姿だけが浮かんでいた
貴方『...ヤミ、その吸血鬼の特徴は』
ヤミ「...髪は腰まで伸びていて、色は白。瞳の色は赤色で服装は貴族のような服を着ているらしい。そして...いつもそいつの近くには髪が水色の男がいると調査書には書いてある」
貴方『...最悪だ、これで確定した』
間違いない。その森の吸血鬼の正体、そしてそな吸血鬼の側にいる男、それは...
貴方『...私の、父と母だ。私を捨てた、殺したいほど憎い、あいつらだ...!』
私を一度も愛さず、ましてや幼い時に知らない村の隅に捨てていった、あのグズ共...
ゾラ「A...オマエは今回の任務は出ない方がいいんじゃないのか、会いたくもないだろう。あんな親に」
貴方『...死ぬまで会いたくはなかったが、これは好都合だ』
自分の口角が自然と上がるのが分かる。笑っているようだ、私は、こんな嫌な状況で
貴方『駆除、もしくは確保...その場で殺すのもアリ、捕まえて拷問もアリ...だな』
ヤミ「なんか物凄く怖い事口走ってるよコイツ...!?」
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kokomi412(プロフ) - 963さん» 963様だぁぁぁぁぁぁ!!!!!毎回毎回コメント本当に有難うございますぅぅぅm(。≧Д≦。)m963 様のコメントを読んで学校でものすっごいニヤニヤしてます!!ww私もアニメゾラさん見て大発狂しておりますよ!!wwこれからも良ければ見てくださぁぁぁいm(。≧Д≦。)m (2019年6月21日 12時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
963 - 少しだけお久しぶりです!夢読みに来ましたー(^^)ツンデレゾラさんからの主人公を心配するイケメンゾラさんヤバいですね(///ω///)アニメでもゾラさん活躍してますし、もうゾラさんが尊いです(/ω\)いつも素敵な夢ありがとうございますぅぅぅm(__)m (2019年6月21日 11時) (レス) id: 2be6f3140a (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - 963さん» 963様ぁぁぁぁ!!( ;∀;)毎回有難うございますぅぅぅぅ!!!これからゆっくりでも更新していくので見てくれれば幸いですぅぅぅぅ!!!m(。≧Д≦。)m (2019年6月11日 21時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
963 - こんばんは!テストにAOお疲れ様ですm(__)m更新された夢、早速読みました!今回もやっぱりゾラさん可愛いですね(///ω///)胸きゅんありがとうございます!!これからも応援しております! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 5b7dffa40e (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!もう全然大丈夫ですっ!!暇なときにでも見に来てください!(*^^*) (2019年6月8日 12時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月12日 20時