イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？2

第四十九話 ページ4

私が大きな魔力を感知し、全員に急いで配置につかせる。

貴方『私どうしよう...ゾラと一緒でいいっ、か...！？』

？？「いたな！汚れた小僧め！！」

アスタ「ミモザの兄ちゃん来たぁぁ！！！ってAさんっ！？まだ移動してなかったんスか！？」

キルシュ「っ！！何だ君は！このキルシュ・ヴァーミリオンの魔法を受けたくなければ今すぐ避けてくれ！」

いや対戦相手だっつーの、名前ぐらいみてくれや

貴方『Aです！アスタさん奥へ！』

私は仕方なく作戦通りに洞窟の出口へ向かう、後は魔力感知で警戒してくれれば...

アスタ「ここまで来てみろぉぉぉ！！」

キルシュ「...フッ！貴様らの醜い策など見え透いている！！桜魔法"美しき我が分身"！」

貴方『うわっ！ナルシスト増えた！』

流石に鳥肌がたったが、キルシュが作った分身がゾラの設置した罠に全ての掛かった。

アスタ「だぁぁぁ罠がぁぁ！！」

キルシュ「こんな粗末な罠にこの私がかかるとでも...！？自らの剣が降りづらい狭所へ行き、逃げ場も失うとは醜さの極み...！！」

貴方『...粗末な罠、ねぇ...？』

ムカつくなこのナルシスト。今すぐ殺し...作戦が狂うから止めとこ

アスタ「チクショウ〜！！いい作戦だと思ったのにー！！」

キルシュ「散れ！！下民よ！！」

キルシュがアスタと私に突っ込んでこようとした瞬間、キルシュは下に落ちた

キルシュ「なっ！？何だこれは...！？私は確かに全ての罠魔法を消したはず...！？」

貴方『...ふふ、バァーカ！これだから王族は！もっと頭使えよぉ！』

ゾラ「オレ達よりハイスペックな魔力関知当てにしってから、ロースペックなオレ達が汗かいて掘った"ただの罠"なんかに引っかかっちまうんだよ！王族様よぉ！」

キルシュ「っ！何て美しくない！こんな原始的なものすぐに飛んで___な...！！」

キルシュが落とし穴から飛んで出ようとした。が、それにも策は練ってある。

アスタ「ミモザの兄ちゃんには悪いけど、ちょっと気絶してもらうぜ！！」

アスタが落とし穴目掛けて剣ごと落ちていく、これで完璧です。

キルシュ「寄るな汚れし者ォォ！！」

キルシュは桜魔法で剣を弾こうとしたが、アスタの反魔法が桜を全ての跳ね返し、キルシュに剣が直撃した

貴方『はい馬鹿〜ww魔力が凄いからって自分を過信しすぎたなぁ王族様ぁ？こんな初歩的な罠に引っ掛かるとか副団長が聞いてあきれるよぉ？止めちゃえばぁ？アハハ！』

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