第六十七話 ページ22
ゾラはそう言ってニヤリと笑った。ゾラは本当にずるい
貴方『っ〜!///そういう事言うなよ...一応重病人に無理させたくねぇし...』
ゾラ「おい待て、オマエはオレに何を無理させようとしてるんだ?」
貴方『それは大人の「はいはーい失礼」またいい所で邪魔が...』
私が色々危ない事を言おうとした所でテントにヤミが入ってきた
ヤミ「オマエらまーたやらしい事しようとしてー...止めるこっちの身にもなってくれよ」
貴方『なら止めるな、それよりもお前は何しに来た』
ヤミ「あ?あー...オマエは知らねぇんだな、その怪我オレがやっちまったんだよ」
ヤミはそう言いながら目の前まで歩いてきた。そして私の膝に頭を乗せているゾラの前に座る
ヤミ「悪かったな、まさかこんな重症だとは...オーヴェン先生から聞いたが自己回復を待つしかないなんてな...」
ゾラ「...いいっスよ。あれがなくちゃオレは地面に激突する羽目になる所だったんで、それに比べたら軽傷です」
ヤミ「...兎に角、治るまではオレ達がサポートするから...それじゃ」
ヤミはそう言い残してテントから出ていった。少し悪いと思っている顔をしていたからまぁ許してやるか
ゾラ「あー...何本イッてんだろうな...」
貴方『...軽く触診するか?多分それで分かると思うんだが』
ゾラ「えっちょっ、それは流石に『はい動かないで下さいねー(*^^*)』おい馬鹿っイテテテテ!!!」
私はゾラの青紫色に腫れている所を撫でる。ゾラの顔色が一気に悪くなったが...
貴方『んー...二本位か、良かったな』
ゾラ「何が良かったんだよ...!?危うく意識手放す所だったんだぞ!?」
貴方『いや悪いと思っている、だがオマエが知りたそうだったから...』
ゾラ「知りたそうだったからって肋骨折れてる奴に触って確認するか普通!?」
...またゾラの説教が始まった。これは私でも太刀打ちできん
10分後...
ゾラ「分かったなA!」
貴方『...はーい』
ゾラ「何だその返事!...ん?外がなんか騒がしいな」
ゾラに言われて外の方に耳を傾ける。するとゾラの説教やら何やらあった内に試験が終了したらしい
貴方『よし、帰ろう。今すぐ帰ろう!』
オーヴェン「はいちょっと待ってねー、取り敢えずゾラくんに包帯とか固定するやつつけるから」
貴方『オマエもタイミング悪いな!』
やっと試験が終わったから帰ろうと思った瞬間に帰ってくるとは...こいつまさか聞き耳でも立ててたか?
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kokomi412(プロフ) - 963さん» 963様だぁぁぁぁぁぁ!!!!!毎回毎回コメント本当に有難うございますぅぅぅm(。≧Д≦。)m963 様のコメントを読んで学校でものすっごいニヤニヤしてます!!ww私もアニメゾラさん見て大発狂しておりますよ!!wwこれからも良ければ見てくださぁぁぁいm(。≧Д≦。)m (2019年6月21日 12時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
963 - 少しだけお久しぶりです!夢読みに来ましたー(^^)ツンデレゾラさんからの主人公を心配するイケメンゾラさんヤバいですね(///ω///)アニメでもゾラさん活躍してますし、もうゾラさんが尊いです(/ω\)いつも素敵な夢ありがとうございますぅぅぅm(__)m (2019年6月21日 11時) (レス) id: 2be6f3140a (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - 963さん» 963様ぁぁぁぁ!!( ;∀;)毎回有難うございますぅぅぅぅ!!!これからゆっくりでも更新していくので見てくれれば幸いですぅぅぅぅ!!!m(。≧Д≦。)m (2019年6月11日 21時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
963 - こんばんは!テストにAOお疲れ様ですm(__)m更新された夢、早速読みました!今回もやっぱりゾラさん可愛いですね(///ω///)胸きゅんありがとうございます!!これからも応援しております! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 5b7dffa40e (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!もう全然大丈夫ですっ!!暇なときにでも見に来てください!(*^^*) (2019年6月8日 12時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月12日 20時