1番になりたくて (ページ9)

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『次、ウォヌさんお願いします』

WN「よろしく」

『はい』

いつの間にか言い合いを始めたメンバー。

じゃれ合いのようなもので、

ウォヌさんもニコニコしながら、

鏡越しにメンバーを見ていた。

SG「ディノは誰に似たらそんな子になるんだよー！」

DN「ヒョンだよ」

『ふっ…笑』

私もつられて笑ってしまう。

その時、シャッター音がした気がした。

気のせいかな？

後ろにはミンギュさんがいて、

ニコニコしてスマホを見ている。

ミンギュさんにも、彼女いるのかな…

ウォヌさんはスマホを触りだした。

最初は嬉しそうに見ていたけど、

今度は険しい顔をして、

最後は辛そうな顔をした。

これが百面相ってやつか…

『ウォヌさんって彼女さんいるんですよね？』

WN「え？あぁ、うん」

『綺麗ですか？』

WN「うん。めちゃくちゃ綺麗」

『彼女さんが羨ましいですね笑

ウォヌさんに綺麗だって言われて』

WN「ボラを見たらみんな綺麗だって言うよ。

でも、ボラは変わってるから笑」

表情から分かる。

とっても大切な人なんだって。

『大好きなんですね』

WN「うん。誰にも取られたくない」