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■ T-side ページ30
断るとまた、あの時みたいに脅される。
こんな脅しに踊らされるのはかっこ悪いけど。
この人ならああいうこともしかねないと思うと、従うのみだった。
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アヤ「智洋くん！ごめん、待たせた？」
智洋「ううん。全然待ってへんで」
アヤ「じゃあ、行こっか」
そう言って、俺の腕に自分の腕を絡めてくる。
何時からか、秋本さんは彼女気取りだ。
何時からか、クラスの女子からも話しかけられなくなった。
「智洋くんと付き合うことになったの」なんて言っていると想像するだけでおぞましい。
智洋「行こうか、何してくれるのか楽しみやなぁ」
何時からか、俺も彼氏振るのが上手くなっていた。
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作者名：skyt | 作成日時：2018年9月22日 23時
