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「お父さん」
『ドス君か?』
ドス君はいつの間にか儂のことを《お父さん》と呼ぶようになっていた。
「暇だったもので…来てしまいました。」
『なぁ、お前さんも知っとるだろう?
儂は異能特務課。本来ならば今すぐにでもお前さんを処刑せねばならん。』
「しないくせに。」
この子は何からなんでもお見通し。まだ10代半ばだというのに…
この子の異能の詳細はわからんがとにかく危険なものだった。この子自身の精神も。
「貴方は何故ボクを消さないのですか?こんなにも隙だらけなのに。」
『そんなのは儂の勝手だ。子供だからという理由もある。』
「子供……」
『なんだ……子供と言われて悔しいか?(微笑)』
「ムッ……そんなことありません。」
意外と可愛いところもあるのだなぁ…
『儂から見ればまだまだ子供だよ。』
「……そうですか。」
……不思議な子だな。
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文ストファン - ヱァァァァァァァァァァァァァァァァ素晴らしい作品ありがとうございます! (2022年3月15日 17時) (レス) @page4 id: a5ab7aa7f8 (このIDを非表示/違反報告)
門番(プロフ) - 占ツク1度消してしまって、しかもパスワード忘れたのでかけたくなりました。なんとか思い出します。 (2018年9月7日 22時) (レス) id: 80f0ecdffc (このIDを非表示/違反報告)
門番(プロフ) - ありがとうございます! (2018年4月15日 18時) (レス) id: 710d0192f8 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 更新頑張ってください (2018年4月15日 14時) (レス) id: 92c7ea00f1 (このIDを非表示/違反報告)
門番(プロフ) - ありがとうございます!もう、ドス君大好きです(アホ)! (2018年4月12日 23時) (レス) id: 710d0192f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:門番 | 作成日時:2018年4月8日 1時