いざ、決戦のとき ページ8
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「あんたらさ、Aのこと大切にしてる割に肝心な時に助けられてねぇじゃん。今も、4年前も…さ笑」
と「っ！…お前っ、」
虫「としみつ。」
と「……」
悔しいけど、こいつの言った通りだ。俺らは肝心な時に、Aを助けられんかった。そのせいで、Aが苦しんだのは紛れもない事実。だけど…
て「俺らはもうあの子にそんな思いさせたくない。だから、これからは自分の人生かけてあの子を守る。」
「はっ笑…口で言うのは簡単なんだよなぁ。悪いけど、俺はあんたらの頼みは聞き入れらんねぇよ？あいつが帰ってこねぇなら、無理矢理奪うまでだ。」
「せっかくいい暇潰しの道具見つけたのに、そう簡単に手放すわけねぇだろ。」
悪びれる様子もなく、淡々と言葉を発するその姿を見た時、俺の中でギリギリ繋がっていた糸がプツリと切れた音がした。
ｶﾞﾀｯ！
り「っ、てつや！」
そいつの胸倉掴んで、汚く淀んだ瞳を睨みつける。こんな奴に、Aが何度も何度も無理矢理犯 されたんだって考えたら、気が狂いそうになった。
「…そんなことしていいわけ？笑 あんたらさ、仮にも有名人でしょ？」
こんな状態でも、余裕そうな顔して笑ってる。掴んだ手が、怒りで震えた。
マ「……てめぇこそ、そんな余裕ぶっこいてていいんかよ。」
ずっと黙ってたマホっちゃんが口を開いた。
「…あ？」
マホっちゃんは、ポケットから携帯を取り出し画面をタップして、それを男の目の前に見せつけた。何が表示されてるか俺らには分からんけど、それを見た瞬間にそいつの顔色が変わったのが分かった。
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ちんまる(プロフ) - kg19nmさん» コメントありがとうございます。そんな素敵なお言葉…嬉しい限りです。自分ペースでの更新にはなりますが、のんびり気ままにやっていくのでこれからもぜひ読んでいただければと思います(^^) (2019年6月15日 8時) (
レス) id: 1ebb5b85e1 (このIDを非表示/違反報告)
kg19nm(プロフ) - ほんまに最高です、みんなカッコいいし、まほっちゃんかっこよぎるし、涙止まらなかったです！！！！これからも頑張って続けてください！！！応援してます！！！ (2019年6月15日 0時) (レス) id: ebc4facc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちんまる | 作成日時：2019年6月5日 13時
