かけがえのない仲間 ページ3
Aside
沢山傷つけて、迷惑かけたはずなのに…
こんな自分勝手な私を受け入れてくれる人達がいる。私が負った傷を、一緒に背負おうとしてくれる人達がいる。改めて、こんなにも優しくて温かい人達なんだって。嬉しくて、涙が止まらなかった。
他のみんなも、マホトさんも…私なんかのために涙を流してくれる。感謝しても、しきれないや。
「っ、としみつくん？」
と「………、」
隣に座るとしみつくんが、突然私の腕を引きそのまま抱き締められる。
と「…った、」
「…え？」
と「よかった、ほんとに…もう会えんかと思ったっ」
か細く、弱々しいとしみつくんの声に胸が締め付けられる。どれほど心配してくれていたのか、それが痛い程に伝わってきた。
「ごめんね、心配かけて…」
と「…帰ってきてくれたんなら、それでいい。だから、頼むからもういなくならんで？…」
「…うんっ、」
としみつくんの抱き締める腕の力が強くなる。としみつくんの心臓の音とか、体温が伝わってきて私の心臓も早くなる。てっちゃんが「としみつ！A独り占めすんな！！」って怒ってるけど、としみつくんはそんな言葉が耳に入らないのか腕を離すことはなかった。
その時、ポッケに入れていた携帯が震えた。としみつくんに断って離れてから、携帯を取り出す。画面を見た瞬間、心臓が嫌な音をたてた。私の表情を、不思議そうな顔で見つめるとしみつくん。
と「…どした？」
「……、」
と「…もしかして、あいつ？」
「…うん、」
彼からの着信に、出るのを戸惑っていると
私の手から携帯を取り画面をスライドさせたとしみつくん。
「ちょっ、としみつくんっ！」
と「…もしもし」
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ちんまる(プロフ) - kg19nmさん» コメントありがとうございます。そんな素敵なお言葉…嬉しい限りです。自分ペースでの更新にはなりますが、のんびり気ままにやっていくのでこれからもぜひ読んでいただければと思います(^^) (2019年6月15日 8時) (
レス) id: 1ebb5b85e1 (このIDを非表示/違反報告)
kg19nm(プロフ) - ほんまに最高です、みんなカッコいいし、まほっちゃんかっこよぎるし、涙止まらなかったです！！！！これからも頑張って続けてください！！！応援してます！！！ (2019年6月15日 0時) (レス) id: ebc4facc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちんまる | 作成日時：2019年6月5日 13時
