後日談 あの雨の日2 ページ2
「だって、全身ビショビショでしょ。
銀時の家がどこかは知らないけど、私の家すぐそこだし。
銀時だって一回来たことあるじゃない。」
いや、お前初日から飛ばしすぎじゃね、とか訳のわからないことを言いながら私の誘いを断ろうとする銀時の着物の裾を掴んで彼をずるずると引きずる。
人の親切くらい、素直に受け取ってくれてもいいのに。
。
「銀時は先お風呂入ってて。
断らせないからね!風邪ひくでしょ。
私はその間になんか銀時が着れそうな服探してくるから。」
私はわかった?と聞いて素早くその場から去った。
銀時返事を聞くまでそこにいれば、きっと彼はお前が先に入れだとか遠慮する。
遠慮して風邪を引かれても困るのに。
...だから、Aは知らない。
Aが去った後、脱衣所で銀時が頭を抱えていたことも。
え?ナニコレ銀さん誘われてる?
Aってそんな肉食だったっけ?
なんて言っていたことも。
あの後、彼が不敵に笑ったことも。
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けんそう(プロフ) - ありがとうございます!番外編ということもあり、なかなかネタが浮かばず更新がかなりスローペースなのですが、それでも読んでいくださる方がいることが凄く嬉しいです! (2018年5月12日 22時) (レス) id: aaf4aecbc2 (このIDを非表示/違反報告)
真琴(プロフ) - 更新待っていました!二人の会話が堪らないです(//∇//)ずっとニヤニヤしながら読んでいます!更新頑張ってください! (2018年5月5日 21時) (レス) id: db800734c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:けんそう | 作成日時:2018年4月7日 18時