轟くんは仲間 (ページ27)

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116話ページ27

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4限目の授業が終わり、お昼休みだ。

まぁ、今日も変わらず焦凍と＿＿＿＿＿

「轟！！一緒に飯食わねぇ？！」

おいこら電気、私をぼっち飯にする気か？？？

「？？……わりぃ。昼はいつもAと食ってる」

『そーだそーだ。和食の良さがわからんバーガー野郎は散れ！』

「ひでえ！！」

「わかった、Aも一緒でいいからよ！」

そう言って電気をフォローするのは瀬呂だ。

……なんか企んでんなこいつら。

『あんたら何企んでんの？』

「お前、俺をなんだと思ってんの？」

『え？アホ面』

「そろそろ泣くよ俺！！」

「みっともないからやめとけ上鳴」

・

『うどん美味しい』

「結構うめえな」

『でしょ？』

なんと轟焦凍さん、今日は珍しくうどんです。
初めて見ましたよ、蕎麦以外のもん食べてるとこ。

「で。轟、A」

『なに電気』

「お前らどうなんだよ」

『は？』

「？」

うどんすすりかがら首かしげるのやめようか焦凍。
可愛くておばさん参っちゃうわ。

「おい上鳴、こいつの鈍感さは知ってんだろ。
回りくどく言っても無理だよ。ストレートにいけ」

『なんかバカにされてる？』

「おお、じゃあ直球で聞くけどよ。

轟とA、ぶっちゃけどこまでいったん？」

何聞くかと思いきや、そんなことか。

『昨日は○△駅の辺まで行ったよ』

「「そうじゃねえよ！！」」

『「？？」』

なにこいつら。

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「は？付き合ってねえの？」

『なんでみんなそんなにカップルにしたがるかなー？
ねえ、焦凍』

「俺は別にかまわねえよ」

『あ、柏餅結構美味しい』(聞こえてない)

「だろ」

「「(ええ……なにこいつら。ナチュラルにイチャイチャしときながらなんなの……)」」

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