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第二章 九話 ページ19

何故、、、





何故動かない。






私は首をはねようと型を出したのに






何故、、





対抗してこないの。






冨岡「お前は、、昔から変わらない…表情がころころ変わる。そんなお前を俺は愛おしいと思ってきた」





辞めろよ。





辞めろ辞めろ辞めろ!





そんな言葉で騙されてたまるか!





ただの口実に決まってる。






私はそう自分に言い聞かせた。






A「お前に何がわかる!!人間でも鬼でも無く、兵器として育て上げられた私の気持ちがお前にわかるのか!」






冨岡「………」







冨岡は目を伏せた。






何も否定してこない。





何も言い返して来ない。





やっぱり、冨岡も、、お館様と同じように私を兵器だと思っていたって事だ。






今更それを知っても私の心がえぐられることは無かった。





分かっていたことだから。




もう、私は鬼殺隊には戻らない。




戻れない。






冨岡を殺して、





自分も死のう。




そう決心していた。




A「っあああ!!」





私は冨岡に向かって刃を振り下ろした。





冨岡「…お前は、死んではならぬ人間だ」






A「……ぇ」






冨岡の最後の言葉は私の体にすんなりと入ってきた。






とても優しい声。





とても暖かい声。





口実だと思いたくても思えない。





嘘だと思いたくても思えない。





真実を述べた様な声だった。





私は日輪刀から手が自然と離れた。






冨岡「……戻ってこい、A」







A「……義勇っ、、」





私は縋るように相手の名前を呼んだ。








その時だった。




A「っあ……」





私は首筋に鋭い痛みを感じた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時

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