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「はぁ？」
彼の第一声はこうだった。
ハリーとハーマイオニーは断られると思いもしなかったのか、断られたことに驚いた様子だった。
そんな中1人、ロンだけが言わんこっちゃない、というような表情を浮かべていた。
ハリーはどうしようどうしようと慌てている様子だったが、ハーマイオニーは何故か笑顔だった。
「ハーマイオニー、君、断られたのがショックだからって無理して笑わなくたっていいよ、、」
と、何か勘違いしたロンがハーマイオニーに声をかける。
「違うわよ」とハーマイオニーは頬を膨らませるが、ロンにはハーマイオニーが笑っている意味が分からなかった。
ロンがハリーと目を合わせて尋ねてみるも、ハリーもよく分からないと言った感じだ。
『えっと、何でそれを僕に頼もうと思ったのか分からないけど、僕は遠慮しとくよ、悪いけど他を当たってくれ。』
1人蚊帳の外だったAが声をかけ、それじゃぁまた、といった感じでその場を去ろうとしていた。
「あぁ、3人か、、私たち3人で先生の目をくぐってあんな危険なことしなくちゃならないのね、、」
『は？』
「怖いなぁ、なぁ、ハリー、僕ら3人で何とかできるかなぁ？」
『ちょ、は？』
「うーん、どうだろう。もう1人入ればすごく安心なんだけど、、」
『え、いや』
「断られたら仕方ないわよね。」
「残念だし、すごく怖いけど、僕たち3人で頑張ろうか」
「うん、そう、だね、、、」
...
『あぁーもう！』
しめた、とハーマイオニーは思った。
『手伝えばいいんだろ、手伝えば』
何とか強引に協力させることに成功した3人は、後でハグリッドの小屋で会う約束をして別れた。
「いやぁ、ハーマイオニー、君って結構酷いやつなんだな」
「酷いってなによ、2人とも私と一緒に怖いふりしたでしょう。」
さっきの謎の団結力は何処へやら、2人はまた言い争いを始めようとしていた。
「そんなことより、彼、本当に優しいんだね。」
見かけによらず、という余計な言葉も聞こえたような気がしたが、2人はハリーの言葉にうんうんと頷いていた。
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あられ(プロフ) - れいなさん» コメントありがとうございます。盲点でした！あまりがっつり描写しない予定ですが、一応わたしの中ではドラコ受けです。 (2023年3月22日 10時) (
レス) id: eb7af9fd92 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ドラコって受け何でしょうか？そういうの決めてなかったらすいません。 (2023年3月21日 17時) (レス) @page25 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2023年1月16日 21時
