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41話目……… ページ2

4人「『「え、ええええええええええええ!!!」』」

一「うるせぇな…」

……やっぱり…驚くよね……
…嫌われたりとか…しない……よ…ね?

69「え、あ、マジか?」

「うん」

11「本当に女の子なの?!」

「うん…」

25「え、え」

「……」

15「それアイツら知ってたのかよ?」

「…ごめんなさい……」

知ってます…会ってその日にバレました。

あれは俺が油断してたと言うよりも彼らの女に対する洞察力が凄いだけだ……うん……

25「…」

ニコ君が口開けて驚いてる……
ど…どうしよう…俺の……

25「そーなんだ!! だから顔隠してたんだね!! ムム君可愛いもん!」

「え…」

11「ちげーよニコ、それを言うならムムちゃんだ!!」

25「あっそっか! 女の子だもんね」

「…」

15「…いや、なんでお前が驚いてんだよ?」

そりゃ驚くよ……だって…なんで……

「……っ…俺の事……嫌いになったりしない…の……?」

11「は?」

69「なんで俺らがお前を嫌いになんだ?」

…なんで…

25「そうだよ! ムムく、ちゃんはお友達でしょ?」

なんで……なんで皆……

そんな当たり前な事みたいに言うの……?

15「…コイツらはお前の事嫌わない。 ……俺だって……これの事…黙ってたし…」

そう言ってジューゴ君は新年大会(あの時)の刃物に変形した手を見せてくれた。

一「てめぇそれは無闇矢鱈に…!」

15「いいじゃん。 ムムだってあの時見てたし」

主任看守さんは眉間に眉を寄せて押し黙った。

「…ごめんなさい……俺はずっと…ずっと皆を騙してた……。
みんな…は……皆は許してくれる…け…ど……
やっぱり…俺には許せない……
だから、償わせてほしい……殴られてもいい……蹴り飛ばされてもいい…どれだけ罵倒しても、無視しても、「最低だ」ってつばを吐きつけてもいい!
だから……
……っだから…だからっ! この罪を俺が償いきれたらっ……またっ……友達になって!!」

25「そ、そんなっ!」

ニコ君が、慌てて頭を下げて懇願する俺を止めようとする。

11「……分かった」

そんな時、ウノ君の静かな声が響いた。
思わず俺は頭だけを上げてウノ君に目をやる。
とても冷たい目だった。

この状況を冷静に判断してるそんな顔。

69「は、ウノ…おまっ!」

11「じゃぁ、俺達の優しさに耐えろ! お前がどれだけ拒もうが、俺達には関係ねぇ!」

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ゆきな(プロフ) - 続きがめっちゃ気になる!!これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年9月19日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月15日 23時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
零印 - 更新楽しみにしていました!ありがとうございます! (2019年8月11日 21時) (レス) id: f2d6bc0737 (このIDを非表示/違反報告)
さとりぐ(プロフ) - 面白い!好き! (2019年7月21日 0時) (レス) id: 87b309d9ee (このIDを非表示/違反報告)
季瑠羅(プロフ) - あれ?更新しないの、、、ですか?すごく続きが気になります! (2018年11月20日 11時) (レス) id: df26c53ff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だんちょ〜 | 作成日時:2018年5月17日 19時

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