50話 ページ6
注文していた品が届くと正面の2人は美味しい美味しいと食べていた。
なんなんだよ、普通に可愛いじゃんか。何もしなきゃ2人とも可愛いんだからこれ以上面倒なことにすんなよ…
｢でさぁ、A｣
｢……なに…｣
昨日の事がまだ頭に残っていて、ちょっと警戒する。いや、すべきだろう。
何言われるか分からないし…あー…早く謝って春千夜に来てもらえばよかった…
後悔先に立たずってこういう事なのか…？
マイキーがパフェを食べながら、スプーンで私の怪我を指してこういった。
｢どしたの、その足とか腕とかの怪我｣
絶句。
言葉が出なかった。
何から言えばいいか頭の中がまとまらず、声すら出ない。
この怪我は、昨日…マイキーが私を階段から突き落としてした怪我。
目の前のマイキーの目は罪悪感どころか、何も知らない目をしていた。
…マイキーは鈍感じゃない。本当に何も知らないんだ…
その代わりマイキーの隣の菜緒ちゃんが目に映しているのは焦燥。
いやもう、何がどうなってんのか。
｢…本当に何かあったのか？｣
｢……あー…ううん、ちょっと階段から転がり落ちただけ。……ねぇマイキー、昨日何してた？｣
｢えー、昨日…？昨日何してたっけ俺……んー…｣
場地が口を開こうとしたと同時に菜緒ちゃんが口を開いた。
｢マイキーは昨日、私とずっと一緒にいたよ？ひどぉい、忘れちゃったの？？｣
｢…そうだったような〜…そうだったのかなぁ……｣
場地が眉をひそめたのを見逃さなかった。
それを悟られないようにか、話題を変えてきた。
まぁ1番触れられたくなかった話題なんだが。
｢…マイキーの事は置いといてよ、Aなんで三途いねぇんだ？｣
｢……場地の場は馬鹿の馬でいいと思う｣
｢あ？何でだよ｣
話題を逸らす。いい選択だ。
だが、選ぶ話題を間違えたな。
やっぱお前馬鹿だよ。
｢昨日ねー…ちょっと喧嘩した｣
｢えぇ〜、七海さんって春千夜くんと仲悪いんですねぇ〜…春千夜くんがかわいそぉ……きっと春千夜くんも七海さんに飽きちゃったんじゃないですかぁ？？｣
｢ばっ…おま、菜緒コイツの前で三途との仲の話すんな…！｣
ほうほう、成程。
なんだぁ、私と春千夜のラブラブDailyの話が聞きたかったのかぁ！
そういう事は早く言えよ〜。
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みんちょ - おおおわり．．．．．．！だと．．．！？(一気読みした者です) (12月6日 23時) (
レス) @page17 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 続きめちゃめちゃ考察してるんですけど、やっぱり読めない展開ですごいです！！！！！ (2022年11月15日 4時) (レス) @page17 id: c08040896d (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - これ絶対場地もマイキーと同じく記憶無い感じだろｰ!! (2022年8月10日 6時) (レス) @page17 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
凛。 - うおおおおおおおおお恐ろしいな悪女ちゃん！更新待ってます！！！！！！！！ (2022年4月5日 23時) (レス) @page17 id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
riyu - うわあああ更新待ってます！めっちゃ面白いやばい夢主が最高話の展開もいい意味で胸糞でうれしみすぎるっっ！！ありがとう！待ってますからねっっっっ！！！！！ (2022年2月19日 0時) (レス) @page17 id: e7a1dd3526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月22日 15時
