49話 ページ5
七海side
お前のいない部屋はなんだか前より広く感じて、はだかの心は…まぁ裸っつっても心の話だからなんつーか、こう…
心がまる出し状態みたいな意味なんだけど…丸出しのソレが凍えそうだよ。
……さて、春千夜が一時的とはいえいなくなってしまった今、私は1人で頑張らにゃいかん。
何から探り入れてくかなぁ…
とりあえずマイキーには暫くは接触したくない。というか菜緒ちゃんと場地とも避けたい。
次はマジで死にそう。
でも姫乃の方はタケミっちと春千夜でなんかするんだろうしなぁ…
これはもうミスディレクション習得するしかない？
放課後、とりあえず探そうと色んなところを歩き回った。
分かったことは、この世には神も仏もいないということだ。いたとしても私の味方にはなってくれないんだと思う。
｢あれ、Aじゃん｣
｢今日は三途居ねぇのかァ？｣
｢……っ…｣
菜緒ちゃん派閥に会ってしまう。
しかも目をカフェのメニューに向けた瞬間後ろから。何なん、この世にはもう味方無しなの。
そんでもってマイキーに関しては何事も無かったように話しかけてくるし。
意味わかんね。菜緒ちゃんが驚いた顔をしているのを見れば、何となく首謀者はわかった。
いやまぁ分かってたけどさ。
｢……場地、今いくら持ってる？｣
｢あ？……ぁーっと…53円｣
｢話にならんわ…｣
とりあえず完全に
4人になりたくないのでお店に入りたくて場地に持ち金確認したけど…
なんか、カツアゲしたみたいになっちったよ。
｢…えーっと……マイキーと、菜緒ちゃんは？｣
｢…俺はさっきたい焼き買っちゃったからないっ｣
｢持ってきてなぁい｣
場地、マイキー、お前らATMにされてんじゃねぇか。
少しでも人がいるところで過ごしてさっさとおサラバしたい…背に腹はかえられぬ。
致し方あるまい。
｢……んじゃ、私奢るから好きなもん食べなよ……｣
サラバだ、ひぐっちゃん。
初めて入るカフェで、マイキーと菜緒ちゃんは容赦なく注文していた。
気持ちは分かるよ、人の金で食う飯は美味い。
でもさ、少しは躊躇しても良くないかな。
｢…場地は？｣
｢俺はいいわ。人の女に奢らせたくねぇしな｣
｢……おま、絶対いい女捕まえろよな…｣
東卍のスパダリは三ツ谷だけだと思ってたけど、場地もスパダリだわ…頭に問題があるけど。
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みんちょ - おおおわり．．．．．．！だと．．．！？(一気読みした者です) (12月6日 23時) (
レス) @page17 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 続きめちゃめちゃ考察してるんですけど、やっぱり読めない展開ですごいです！！！！！ (2022年11月15日 4時) (レス) @page17 id: c08040896d (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - これ絶対場地もマイキーと同じく記憶無い感じだろｰ!! (2022年8月10日 6時) (レス) @page17 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
凛。 - うおおおおおおおおお恐ろしいな悪女ちゃん！更新待ってます！！！！！！！！ (2022年4月5日 23時) (レス) @page17 id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
riyu - うわあああ更新待ってます！めっちゃ面白いやばい夢主が最高話の展開もいい意味で胸糞でうれしみすぎるっっ！！ありがとう！待ってますからねっっっっ！！！！！ (2022年2月19日 0時) (レス) @page17 id: e7a1dd3526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月22日 15時
