56話 ページ12
｢…お｣
｢返信きた？｣
｢次の休みの日に行く事になったわ｣
はにかんで嬉しそうにするドラケン。なんだぁ、ちゃんと恋してる中坊じゃんかよ〜
エマちやんも今頃家でマイキーに自慢してるんだろうなぁ…
｢…つかそろそろ帰るね。ずっといるとなんかエマに申し訳なくなるからさ｣
｢おう、悪かったわ。ありがとうな｣
｢じゃーね｣
｢下まで行くわ｣
ドラケンの部屋を出てさて帰ろうと出口の方へと足を向けて固まる。
ここ風俗店なの忘れてた。
｢あれぇ、モナカちゃんもう終わったの？ドラケンで満足出来たのか〜？｣
｢いや、あの｣
｢なんならアタシが続きしてやろうか？｣
｢コイツそういうのじゃねぇってんだろーが｣
｢丁重にお断りさせて頂きます｣
お姉様にバッとおじぎをしてエレベーターに駆け込んだ。もう二度と来ない。
｢1人で帰れるか？三途呼んでもいいぞ｣
｢あー…今ちょっと、喧嘩してまして…｣
｢あ？｣
｢……ちょっとドラケン、なんで私の携帯持ってんの？つかいつ取ったの何でどこに電話かけてんの？？？｣
いつの間にか携帯取られてるわ電話どっかにかけてるわ、嘘やろドラケン…
｢…お、出た。…そーそー俺……今よぉ、お前の子犬といんだわ。1人で帰らせんのアレだから送った住所まで迎え来い｣
多分返事を聞く前にブチッと切ったな。これどう考えても春千夜にかけたよね。
ねぇ私喧嘩したって言ったよね？何してくれてんの？
｢どうせ大した喧嘩じゃねえだろ｣
｢いや、今春千夜家出してタケミっちのところいっけど｣
｢…まじか｣
ドラケンって、たまにそういうところあるよな。
悪ぃ…と、言いながらも本気でそう思ってなさそう。うわ腹立つわ。
バイクで来るんだろうし、ここまでどれくらい時間かかるんだろう…なんて思った直後、聞き覚えのある排気音。
早すぎやしやせんか…
｢Aてめぇ白昼堂々浮気か！？！？｣
｢はい？｣
随分と大きな声でそんなことを言ってきた春千夜。いや今の声量この距離で聞こえる大きさじゃないよ…
｢じゃ、面倒くさそうだから俺戻るわ｣
｢おま、嘘だろ…｣
アイツは間違いなく人でなしだ。
ドラケンのバカヤロ。
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みんちょ - おおおわり．．．．．．！だと．．．！？(一気読みした者です) (12月6日 23時) (
レス) @page17 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 続きめちゃめちゃ考察してるんですけど、やっぱり読めない展開ですごいです！！！！！ (2022年11月15日 4時) (レス) @page17 id: c08040896d (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - これ絶対場地もマイキーと同じく記憶無い感じだろｰ!! (2022年8月10日 6時) (レス) @page17 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
凛。 - うおおおおおおおおお恐ろしいな悪女ちゃん！更新待ってます！！！！！！！！ (2022年4月5日 23時) (レス) @page17 id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
riyu - うわあああ更新待ってます！めっちゃ面白いやばい夢主が最高話の展開もいい意味で胸糞でうれしみすぎるっっ！！ありがとう！待ってますからねっっっっ！！！！！ (2022年2月19日 0時) (レス) @page17 id: e7a1dd3526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月22日 15時
