今日から守護神になります！【野坂悠馬】 (ページ4)

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3話・突然の説明ページ4

で、彼の護衛が始まったんだけど……。

サッカーやってるとか聞いてない!!!
そんだけ出来るんだったら、護衛いらないよね?!

はぁ……、誰とも話せないから暇だな……。

にしても、野坂くん……どっかで出会ったこと……あるような……?

でも記憶がないと言うことは、人違いか。

「幽霊生活満喫してる？」

『全然。皆と喋れなくて悲しい……。って、誰?!』

「驚かせてごめんね!私、全ての生命を管理している役員です!名前は、レテ。」

『つまり、やっぱり私……。』

レテ「あー、大丈夫だよ?ただ眠りについているだけで、いつか目を覚まして元の体に戻れるから!それがいつになるかは、分からないけど。」

『あ、後っ!何で野坂くんだけ、私の事が見えるんですか?!』

レテ「それはね、彼の脳の中で貴方との記憶が鮮明に覚えているからよ。」

『でも、彼は私を知らないって……。』

レテ「小さい頃の記憶なのかも。大きくなって、姿とかが分かったから気づいてないだけ。」

なるほど。
だから、私達は昔出会ったことがあるってことだな。

『つまり、私と面識があった人には私が見えるってこと?』

レテ「そういうことだね。」

まだまだ、色々聞きたいことがある。
ちゃんと答えて貰わなくては!!

『あのっ!!……、ってあれ……。いない?』

急に現れて、急に消える。

不思議な者がこの世の中に沢山存在するのだろう。

レテ「あ！後ね、夜になると誰にでも見えるようになるから気をつけてね?」

『えっ、ちょっ!!』

空に向かって、煙となって消えていった。

本当に、変な人……。
ってか、夜になったら見えるってことは……。

不法侵入で訴えられる………?!
何とか阻止しなくては……!!

野坂くんごめんなさい!
ちょっと、合宿内探索させてもらいます!!!